イヤイヤ期真っ盛り!おやつを覚える「2歳児の虫歯予防」はこうすべし

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2019年07月06日 22:11  &Mama

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2歳といえばイヤイヤ期真っ盛り。ママ同士でも、「毎日の歯磨きを嫌がるけど、どうしてる?」といった会話が聞こえてきます。


そんな2歳ですが、実は1歳6ヶ月児健診と3歳児健診の間は、公的な歯科健診は義務付けられておらず、お口の中がとても心配な時期なのです。


今回はママ歯科医である進藤さんに、“イヤイヤ期真っ盛り2歳児のむし歯予防のコツ”についてお伝えいただきます。



一般的な2歳児の歯の状況って?

子どもの歯がいま何本生えているか、数えたことがありますか?


2歳のお誕生日の頃は全部で16本生えている子が多いです。2歳半〜3歳頃にかけて、一番奥の第2乳臼歯が生えてきて、乳歯が全部で20本生え揃います。


ただ、歯の生える時期には個人差がありますので、あまり過敏にはならないように気を付けましょう。


もし、歯の本数が足りない場合や多い場合、心配であれば歯医者さんに相談しましょう。


 
おやつを覚える2歳児は「むし歯」に要注意!
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この時期で1番気をつけたいのは、ズバリ“むし歯”です。甘いお菓子やジュースを覚え始め、ママがくれないとグズる、といった悩みを持つママも多いのではないでしょうか。


また、お着替え1つとっても自分で選びたい、自分で着たい、といった自我の芽生える年頃です。歯磨きも自分が磨くのはいいけど、ママが磨くのは嫌がるという子もいます。


でも、本人の歯磨きはまだまだ磨けているとは言えません。


先程も述べましたが、公的な歯科健診は2歳のときにはありません。お子さんの歯を守るため、ぜひかかりつけ医を見つけ、数ヶ月に1度は歯科健診を受ける習慣をつけましょう。


また、第2乳臼歯が生えて乳歯列が完成すると、咬み合わせの異常も判断できるようになります。


おしゃぶりは言葉を覚える時期の1歳を過ぎたら常時使わないようにし、咬み合わせへの影響もあるため、2歳のお誕生日には卒業していることがオススメです。


指しゃぶりは4歳頃まで様子を見ることが多いですが、心配な場合は歯医者さんや小児科に相談しましょう。



家でできる!むし歯予防のコツ3つ
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(1)歯と歯の間はフロスを使う


歯と歯の間は歯ブラシでは汚れが落ちません。奥歯が生えてくるにつれて、歯と歯の間がむし歯になりやすくなります。大人も子どもも、歯磨きは”歯ブラシ+フロス”で成り立ちます。子どもの小さなお口に合ったフロスもあります。使い方が分からないときは歯医者さんで聞いてみましょう。


(2)仕上げ磨きは短時間で効率よく行なう


イヤイヤ期はお着替えだけでも大変なもの。なかなか歯磨きの時間を取れなかったりします。また、2歳児はまだまだ長い時間じっとしているのは難しいものです。


この時期の歯磨きは“ぱぱっとリスク部位を磨く”とよいでしょう。歯の溝、歯と歯肉の境目、歯と歯の間、といった、むし歯や歯肉炎の原因となるリスク部位を押さえて磨くと、ママも子どもも負担が軽くなりますよ。


本人が磨きたがる場合は、本人用の歯ブラシとママの仕上げ磨き専用歯ブラシの2本を用意するといいでしょう。子どもだけの歯磨きでは不十分なので、「仕上げはママのお仕事だよ〜」と仕上げ磨きの必要性を教えてあげましょう。


(3)“おやつ”は時間を決める


子どもがグズるとついついあげてしまうお菓子ですが、ダラダラ食べることはやめましょう。お口の中が飲食によって酸性に傾いた状態が長く続き、表面が溶けることで歯が弱まり(※)、これがむし歯につながります。


また、入園に向けて、規則正しい生活を身につけていく時期です。おやつの時間はきちんと決め、1日のうちの“お楽しみタイム”にするとよいでしょう。甘い飲み物も同様です。



2歳はイヤイヤ期ですが、自分の気持ちを出せるようになるのは成長の証です。しかし、思い切りイヤイヤしている子どもに歯磨きをするのは大変です。


子どものお口は小さいので見づらく、おうちだけのケアには限界があります。ぜひママも子どもも信頼できるかかりつけ医を見つけ、数ヶ月に1度は健診を受けていきましょう。



(2016年01月29日の記事を再掲載しています)


【参考・画像】
業界初※1! むし歯予防に重要な3成分を同時に配合! 「クリンプロ 歯みがき ペースト F1450」を発売 -スリーエム ジャパン株式会社 
※ Oksana Kuzmina、STUDIO GRAND WEB、Monkey Business Images / Shutterstock


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  • 先日3歳&1歳の息子と市の歯科相談に行ったらおやつジュースあげてないならそこまで必死に仕上げ磨きしなくてもと言われた(磨き過ぎて歯茎がすり減ってるらしい)。加減が難しい…。
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