笠井崇志、スーパートロフェオ富士で2戦連続の表彰台を獲得。日本ラウンドでポディウム続ける

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2019年07月09日 21:21  AUTOSPORT web

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スーパートロフェオ富士のレース2の後、ユーソ・プハッカ、そして支援するロニー・クインタレッリと写真に収まる笠井崇志
2019年からFFFレーシングチームに移籍し、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ミドルイーストとランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアを戦っている笠井崇志が、7月6〜7日に富士スピードウェイで行われたスーパートロフェオ・アジアに挑んだ。

 三重県出身の笠井はまだ学生だが、レーシングカートからイタリアのFIA-F4等を経て、スポーツカーレース参戦を志しており、2018年はビンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)からランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに参戦。今季は強豪FFFレーシングチームに移籍し、2月のスーパートロフェオ・ミドルイーストではランキング2位という成績を収め、スーパートロフェオ・アジアに参戦している。

 そんな笠井にとって、前戦の鈴鹿に続き今回の富士スピードウェイでのレースは初のコースとなったが、7月6日の8時40分から行われた予選1回目では、ユーソ・プハッカがアタックし総合5番手/クラス2番手を獲得。迎えた13時30分からのレース1では、プハッカがステアリングを握りスタートすると、1周目には4番手につける。

 序盤から上位に食らいつく走りをみせたプハッカはピットイン後、笠井に交代。笠井は3番手に浮上すると、終盤には2番手のマシンにターゲットを定め、終盤にはテール・トゥ・ノーズに迫ったが、最後は3位のままフィニッシュ。まずは3戦連続の表彰台を獲得した。

 7月7日のレース2では、笠井がステアリングを握り8番手からスタート。序盤に5番手に浮上すると、さらに4番手につけ、3番手のマシンにプレッシャーをかけていく。笠井は4番手をキープしたままプハッカに交代するが、代わったプハッカは終盤には3番手に浮上し、そのまま3位でチェッカーを受けた。

 これで富士ラウンドは2戦連続の3位。鈴鹿ラウンドからは4戦連続の表彰台となった笠井。これまでずっとヨーロッパで活躍してきただけに、日本でのレースでひとつも表彰台を逃さなかったことは大きな結果と言えるだろう。笠井をふだんから応援する存在のロニー・クインタレッリが富士戦に駆けつけたが、ともに表彰台を喜び合った。

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