米球宴はア・リーグが7連勝! MVPは3者三振のビーバー、勝利投手は田中

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2019年07月10日 12:42  ベースボールキング

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ベースボールキング

球宴MVPに輝いたインディアンスのシェーン・ビーバー投手
○ ア・リーグ 4 − 3 ナ・リーグ ●
<現地時間7月9日 プログレッシブ・フィールド>

 第90回MLBオールスターゲームが9日(日本時間10日)に行われ、アメリカン・リーグ(ア軍)がナショナル・リーグ(ナ軍)を下し球宴7連勝とした。勝利投手は2番手で1回無失点と好投したヤンキースの田中将大投手。MVPには5番手で3者連続三振をマークした、地元インディアンスのシェーン・ビーバー投手が選ばれた。

 球宴新記録の1試合10本塁打が飛び交った前年とは一転、今年は投手陣の好投が光った一戦。ア軍は先発のバーランダー(アストロズ)が、1回パーフェクトの快投スタートを切ると、0−0の2回は球宴初登板となる田中がマウンドに登った。

 先頭の4番・ベリンジャー(ドジャース)を空振り三振に仕留めると、続くアレナド(ロッキーズ)は中飛。二死から6番・ベル(パイレーツ)もボテボテのニゴロに仕留めたが、このアウト判定がチャレンジの末、セーフに覆った。田中は球宴初被安打となる内野安打を許したものの、続くコントレラス(カブス)を投ゴロに仕留め1回無失点。丁寧な投球で持ち味を発揮した。

 するとその裏、ア軍は8番・ブラントリー(アストロズ)の適時二塁打で先制。5回は9番・ポランコ(ツインズ)の適時内野安打で2点目を奪うと、7回は代打・ボガーツ(レッドソックス)の併殺打の間に加点したあと、二死無走者から同じく代打のガロ(レンジャーズ)が豪快なソロ弾を右翼席へ運んだ。

 ア軍は1イニングずつを9投手でつなぎ、ナ軍の反撃を3点に抑えた。勝利投手は2回裏の決勝点を呼び込んだ田中。ビーバーは1点リードの5回に登場し、先頭の7番・コントレラス、8番・マルテ(ダイヤモンドバックス)、9番・アクニャーJr.(ブレーブス)を3者連続三振に仕留め、地元ファンを沸かせた。

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