手荷物超過料金を払いたくなかった男性、8キロ分の服を着て搭乗(仏)<動画あり>

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2019年07月12日 13:42  Techinsight Japan

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空港カウンターで慌てて着込む父親(画像は『Josh Irvine 2019年7月6日付Twitter「Suitcase was over the weight limit in the airport so ma Da whipped oot aboot 15 shirts n wacked every one a them on to make the weight」』のスクリーンショット)
昨今はLCC(格安航空会社)が一般化し、海外旅行も財布に優しいものとなりつつある。しかし航空券が格安な分、オプションなどで費用がかかることも多い。このほどフランスの空港で、預け入れ荷物が重量オーバーだったにもかかわらず超過料金を支払わずに搭乗した男性がいた。『Metro』などが伝えている。

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今月6日にスコットランド在住のジョシュ・アーヴィンさん(Josh Irvine、17)がTwitterに投稿した動画が、人々の関心を集めた。そこには父親のジョン・アーヴィンさん(John Irvine)が、何やら洋服を何枚も着込んでいる様子が捉えられている。

ジョシュさん一家は旅行に来ており、その日は帰路のため仏ニースのコート・ダジュール国際空港から英エディンバラ空港へ向かうために格安航空会社「イージージェット(EasyJet)」のカウンターで搭乗手続きをしていた。

そしてカウンターで荷物を預ける際、ジョンさんの荷物が8キロほど重量オーバーしていることが分かった。イージージェットでは預け入れ荷物は有料となっており、基準重量23キロを超えると超過料金を払わなければならない。ちなみにジョンさんの場合は、8キロで96ポンド(約1万3000円)の超過料金となる。

どうしても超過料金を払いたくなかったジョンさんは、いとも簡単に解決方法を見出した。預け入れ荷物の中から超過した8キロ分の洋服を取り出し、ジャンパーやシャツなど約15着を着込んだのだ。息子のジョシュさんは、当時のことをこのように振り返っている。

「カウンターの女性は超過料金を払うかどうか尋ねてきました。しかし父は彼女を見て『お嬢さん、ちょっと見てください』と言った途端、スーツケースから15着ほどの服を取り出して辺りにとっ散らかし、預け入れ荷物の重量を減らしたんですよ。」

「もう僕は腹筋が痛くなるほど笑いました。空港スタッフもウケていたようですが、搭乗の際のセキュリティチェックで父の服の中に密輸品など隠しているんじゃないかと疑われたため、通過するのに一苦労しました。ありがたいことに、僕らはそのまま搭乗することができたんですけどね。」

そしてジョシュさんの動画の最後には、ジョンさんのとびっきりの笑顔が映っていた。これを見た人達からは「もう笑っちゃったよ」「君のパパは素敵だね」や「私もいつか同じようにするわ」といった称賛にも値するようなコメントが寄せられた。

ちなみに当時のニースの気温は30度前後だったそうだが、空港内ではエアコンが効いているとはいえジョンさんの汗が噴き出ていたのは言うまでもないだろう。




画像は『Josh Irvine 2019年7月6日付Twitter「Suitcase was over the weight limit in the airport so ma Da whipped oot aboot 15 shirts n wacked every one a them on to make the weight」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

このニュースに関するつぶやき

  • ポケットに重めの物(本など)を詰め込む手口は昔からある。そもそも体重100キロ超の巨漢と体重50キロが同じ値段はそろそろ無理がある。『荷物と体重合わせて○キロまで』にすれば減量の励みにもなるよ。
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