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「週末映画館でこれ観よう!」今週の編集部オススメ映画は『トイ・ストーリー4』

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2019年07月12日 18:41  リアルサウンド

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リアルサウンド

写真『トイ・ストーリー4』(c)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『トイ・ストーリー4』(c)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、好きなおもちゃはアメコミフィギュアの宮川が『トイ・ストーリー4』をプッシュします。


参考:『トイ・ストーリー4』ジョシュ・クーリー監督が語る、ピクサーに宿るジョン・ラセターの精神


 「あなたはまだーー本当の『トイ・ストーリー』を知らない」「この結末は想像を超える」「すべての『トイ・ストーリー』は、この物語(ストーリー)のために」……。「最高傑作」との呼び声が高い『トイ・ストーリー3』以来9年ぶりの新作となる『トイ・ストーリー4』のキャッチコピーには、ただでさえ期待と不安が入り混じる観客の心情をさらに煽るような文言が使用されているが、実際に映画を観終えたあとでは、これらのコピーが非常に秀逸であることに気が付くのである。


 前作『トイ・ストーリー3』は、ウッディやバズ・ライトイヤーらおもちゃたちと、大学進学のために家を出ることになったアンディとの別れを感動的に描き、その完璧なエンディングをもってシリーズ最高傑作の評価をものにした。『トイ・ストーリー4』(とそのエンディング)は、これまでの過去3作品で描かれてきたテーマのさらに一歩先をいく、驚きの内容になっている。


 『トイ・ストーリー3』では描かれることのなかったボー・ピープのその後、今回初めて登場するフォーキーやギャビー・ギャビーといったな新たなキャラクターの物語、そしてウッディが新たな冒険の末に下す“驚きの決断”……。これまで、自身の持ち主であったアンディや、バズやジェシーら仲間たちのために行動をしてきたウッディ。本作でも、新しい持ち主となったバニーや、新しく仲間となったフォーキーのために行動をしていくが、ウッディが選択する最後の決断は、『トイ・ストーリー』シリーズがこれまで描いてきたことを全く別の角度から問い直す、おもちゃと持ち主の関係性にとどまらない、「人生とはなにか」という普遍的なメッセージが詰め込まれている。


 『トイ・ストーリー』『トイ・ストーリー2』の監督を務めたジョン・ラセターは、セクハラ問題で2018年末にピクサー・スタジオを去り、『トイ・ストーリー3』の監督を務めたリー・アンクリッチも、家族との時間を優先することを理由に2019年初頭にピクサー・スタジオを退職した。『トイ・ストーリー』シリーズにおける2人の功労者を失ったピクサーだが、長編初監督作にして大役を任されたジョシュ・クーリー監督がインタビューで語っているとおり、『トイ・ストーリー4』には間違いなく彼らのスピリットが宿っている。そしてそれだけではなく、ピクサーにはまた新しいスピリットが芽生えていることが、『トイ・ストーリー4』からはひしひしと感じることができる。(宮川翔)


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