全セ球宴5連敗も9回に意地 中日・高橋初打席で初安打、阪神・原口代打弾!

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2019年07月12日 23:04  ベースボールキング

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代打で2ランを放ち、ナインに迎えられる全セ・原口=東京ドーム
● 全セ 3 − 6 全パ ○
<第1戦 東京ドーム>

 全パが「マイナビオールスターゲーム2019」の第1戦に勝利。2017年の第1戦から球宴5連勝とした。MVPは先制2ランを含む3打点をマークした西武の森友哉捕手。全セは5連敗となったが、9回に阪神の原口文仁捕手が代打弾を放つなど意地を見せた。

 全パが一発攻勢で主導権を握った。2回、7番・森の豪快2ランで先制すると、1点差の6回は3番・浅村(楽天)、4番・山川(西武)が連続ソロを放ち4−1とリードを広げた。9回は森の3打点目となるニゴロ、8番・荻野(ロッテ)の左前適時打で2点を追加。先制、中押し、ダメ押しと理想的に加点した。

 全セも最後の攻撃で意地を見せた。9回二死まで1−6の5点ビハインドも、球宴初出場初打席の途中出場・高橋(中日)が、痛烈な中前打を放ち出塁。続く打席には大腸がんを克服しプラスワン投票で最後に選ばれた代打・原口が入り、左中間席へ飛び込む意地の2ランを放った。

 原口は2度目の球宴出場で敢闘賞を受賞。敢闘賞は原口以外にも、山川(西武)、山本(オリックス)の2選手が選ばれた。

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