田中将大、6回2失点で6勝目　後半戦白星スタートでメジャー通算70勝

○ ヤンキース 4 − 2 ブルージェイズ ●
＜現地時間7月14日　ヤンキー・スタジアム＞

　ヤンキースの田中将大投手が14日（日本時間15日）、本拠地でのブルージェイズ戦に先発登板。6回2失点で今季6勝目（5敗）を挙げ、メジャー通算70勝に到達した。

　日本人初のオールスター戦勝利投手から中4日。本拠地で後半戦のスタートを切った田中は、立ち上がりからテンポよくアウトを重ねゼロを並べた。しかし2点リードの5回、先頭の7番・グリチェクに右越えソロを浴びると、二死から1番・ソガードにもソロ被弾。2−2の同点に追いつかれた。

　それでも直後の5回裏、ヤンキースは相手のバッテリーミスで勝ち越すと、田中は直後の6回表をバックの好守もあり3人で封じた。この日は6回79球を投げ、2被弾を含む4安打5奪三振2失点。防御率を3.81とした。

　ヤンキースは7回以降、救援陣が無失点でつなぎ逃げ切り勝ち。田中は後半戦白星スタートを切り、野茂英雄（123勝）、黒田博樹（79勝）に続く、日本人3人目のメジャー通算70勝に到達した。