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V6、嵐からHey! Say! JUMP、King & Princeまで “ジャニーズイズム”息づく5〜6月リリース

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2019年07月15日 08:01  リアルサウンド

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 平成というひとつの時代を見送り、令和を迎えた5月・6月のジャニーズ新譜はなんと8作。時代は変われど、粒ぞろいの作品を数多くドロップしリスナーを魅了し続けるその姿勢は変わらないままだ。令和への期待、そしてこれからやってくる夏への期待が高まる5月・6月ジャニーズ新譜を一気に振り返ってみよう。


(関連:嵐、ベストアルバムが140万枚突破 安室奈美恵『Finally』にも共通する作品のかたち


■亀梨和也『Rain』
 亀梨和也&二階堂ふみW主演ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)の主題歌「Rain」。亀梨にとって、キャリア初のソロシングルとしてもファンの間では話題になった。


 KAT-TUNの楽曲ではハイクオリティなダンスやセクシーなボーカルのイメージが強い亀梨だが、ソロデビュー曲である「Rain」は打って変わってストリングスが美しいバラード。冷たい雨が降る都会の景色が想起させられる歌詞や、ドラマのストーリーともリンクする「正義とは何か」といった高いメッセージ性が、亀梨の狂おしげなボーカルによって炙り出される聴きごたえ満点のシリアスな楽曲だ


 表題曲だけでなく、カップリング曲にももちろん要注目。力強さや爽やかさ、そしてセクシーさなどKAT-TUNの活動の中で鍛え上げられた亀梨の魅力がぎゅっと詰め込まれたシングルだ。


■Hey! Say! JUMP『Lucky-Unlucky/Oh! my darling』
 Hey! Say! JUMPとしては令和初のリリースとなる、両A面シングル。メンバーの知念侑李主演のドラマ『頭に来てもアホとは戦うな!』(日本テレビ系)の主題歌である「Lucky-Unlucky」は、ギターが小気味よいダンスロックサウンドを基調とした楽曲。タイトでダンサブルなメロから天の川がきらめくようなサビへ流れる展開が清々しく心地いい。


 「焦らず、あきらめずに空っぽになりそうな心を満たしていこう」というパワフルで優しいメッセージを歌うメンバーのユニゾンが力強く背中を押してくれる、夏の始まりを知らせるチアフルな一曲だ。


 対して「Oh! my darling」はメンバーの山田涼介によるソロ楽曲。山田の甘い“王子様ボイス”をこれでもかと味わえる、スイートなダンスチューンだ。Hey! Say! JUMPの新たな可能性を開拓する、記念碑的な作品となりそうなシングルだ。


■Hey! Say! JUMP『愛だけがすべて-What do you want?-』
 精力的な活動を続けるHey! Say! JUMPが、令和を迎えてから立て続けにリリースした2枚目のシングル。こちらはメンバーの伊野尾慧が出演した『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の主題歌だ。


 「これぞHey! Say! JUMP」と言いたくなるようなラテン調のギターが印象的な、異国情緒あふれる哀愁満点なダンスナンバー。ストイックなボーカルがいつにも増してクールで、大人っぽい楽曲がさらに板についてきたような印象を受ける。特に大サビの山田のフェイク、そしてシニカルでありながら「愛」というシンプルでポジティブなテーマに収束する歌詞を象徴するような伊野尾の甘いボーカルがたまらない。


 Hey! Say! JUMPとしては初めてのDVDシングル形態でのリリースもされているこの楽曲。MVやライブでのダンスパフォーマンスにも注目だ。


■V6『ある日願いが叶ったんだ/All For You』
 V6の最新楽曲は、ケツメイシのRYOJIと今注目のアーティスト・AmPmが手掛ける両A面シングル。メンバーの井ノ原快彦主演のドラマ『特捜9 season2』(テレビ朝日系)主題歌である「ある日願いが叶ったんだ」は、ロマンチックな情景描写の中にヒップホップ風のアレンジがナチュラルに組み込まれた、挑戦的でありながら優しく温かいラブソングだ。メンバーそれぞれの美声が活かされたフェイクやハミング、そして6人のユニゾンへと流れる構成が秀逸。ソロ回しこそ少ないが、それぞれの声音の優しさ、美しさが際立っている。


 対して「All For You」は、V6の楽曲の中でも珍しい全英詞による楽曲。テクノ調のサウンドに絶妙にマッチする大人のラブソングだ。人気クリエイターがそれぞれの実力を遺憾なく発揮し、V6の新たな魅力を徹底的に引き出した強力なシングルだ。


■NEWS『トップガン/Love Story』
 NEWSの令和一発目最新シングルも、夏の始まりを告げるに相応しい爽快な両A面。「トップガン」はドラマ『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女(ひと)に賭けろ〜』(テレビ東京系)主題歌。ブラスの効いたバンドサウンドが基調となったサウンドと、キャッチーでリズミカルな歌詞が心地よいカタルシスを巻き起こす。ライブ映えしそうな華やかさもある、爽やかさとエモーションが共存する1曲だ。


 打って変わって「Love Story」の方は、ピアノの音が印象的なシンプルで優しいラブソング。4人のソロ回しが印象的な冒頭から、シンガロングの入った後半への広がりが壮大で美しい。サビのユニゾンでは、三者三様の歌唱力の高さがしっかりと伝わってくる。メンバーからファンに向けたラブソングにも聴こえる、ピュアで包容力溢れる歌詞も魅力的だ。


■King & Prince『King & Prince』
 King & Prince令和初のリリースは、キャリア初のフルアルバム。「シンデレラガール」「君を待ってる」「Memorial」など人気の話題曲が満載の、彼らの現在置がよくわかる作品に仕上がっている。


 スタンダードなポップスからEDM風のダンスナンバー、壮大なバラードまで幅広い楽曲を歌いこなす彼らの歌声からは、歌唱力やパフォーマンス力のみならず、King & Princeとしての活動の中で遂げてきた人間的な成長までもがくっきりと見てとれるようだ。今までのシングルでは見られなかった大人っぽい表情も堪能できる、粒よりの楽曲が揃っている。


 Mr.King vs Mr.Princeで6人が出会い、引き合わされて4年が経った現在のKing & Princeの集大成的作品。いつか彼らが名実ともに“King”“Prince”になる日が想像できるような、奥深い17曲だ。


■山下智久『CHANGE』
 山下智久の最新楽曲は、現在の彼の挑戦的な姿勢をより色濃く映したミクスチャーナンバー「CHANGE」。山下主演のドラマ『インハンド』(TBS系)主題歌にも起用されたこの楽曲は、どこかエスニックで浮遊感と陶酔感を感じるサウンドが印象的だ。


 そして何より特筆すべきなのが、山下自ら手掛けたという歌詞。ドラマのストーリーを意識してか「猿」「カメレオン」「ブラックフラミンゴ」など動物の名前が登場するシニカルなリリックには、風刺的な要素が垣間見える。比喩やモチーフの選び方も絶妙だ。鋭く力強い歌詞をクールに歌う山下の歌声は、静かなエモーションに満ち溢れていて不敵なほどに凛々しい。


■嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』
 結成20周年を迎えた嵐がリリースした、20年間の歩みを示すベストアルバム。Disc1~4にまで渡る大ボリュームのCDは、ファンならずとも思わず手元に置いておきたくなる珠玉の楽曲ばかり。


 誰もが知る人気曲もあれば、ファンの間では人気を集める隠れた名曲もある。嵐の成長と挑戦の歴史ともいえる楽曲たちを改めて聴いていると、決して順風満帆ではなかったであろう――しかし、最高に輝いている5人の日々を想像することができるだろう。そんな彼らの想いが詰め込まれた、唯一の新曲であるアニバーサリーソング「5×20」も必聴。10周年のアニバーサリーソングで根強い人気を誇る「5×10」へのセルフオマージュも込められたこの楽曲は、嵐からファンへ、そして“嵐”自身への感謝が結晶となったように、キラキラといとおしく輝いている。


 来たる夏を思わせる爽快感と、7作それぞれのエモーションがこれでもかと詰め込まれた作品が勢ぞろいした、5月・6月のジャニーズ新譜。夏本番となる7月以降にはライブツアーが決まっているグループやアーティストも多く、今後の精力的な活動にも期待が尽きない。


 目まぐるしく変化する時代と共に、音楽も変わり続けていく。時代の変化を取り入れながら進化を続けるジャニーズ楽曲の数々だが、その根底に息づく“ジャニーズイズム”はこれからも変わることなく受け継がれていくことだろう。正に“Show must go on”を体現するジャニーズたちの活躍とその楽曲たちに、今後も絶えることない拍手を送り続けたい。(五十嵐文章)


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