レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチが、ストライカーとしてのルーツを語った。15日、スペイン紙『アス』が伝えた。
ヨヴィッチは今夏の大型補強第1弾としてフランクフルトから6000万ユーロ(約75億円)でレアルに加入した。21歳の新星は、銀河系軍団の新たなエース候補にふさわしい自信をすでに携えているようだ。「時々思うんだ、僕は得点を挙げるためだけに生まれたんじゃないかってね。人は生まれながらにして何かしらの才能を持っている。僕の場合は得点を挙げることだね」
そんなヨヴィッチは、自身のスタイルに影響を与えた子どもの頃のアイドルとして2人の名手を挙げている。
「子どもの頃、2006年(のドイツ大会)までのワールドカップの全ゴールを一つ一つ記録した2つのVHSテープを見ていた。1990年の(イタリア大会で)カメルーン代表として活躍したロジェ・ミラ、そしてもちろんオリジナルのロナウドに魅了されたんだ」
「ロナウドがどうやってゴールキーパーをドリブルでかわしているのか気になってしょうがなかった。それはとても速く、まるで手品師のトリックのようだった。家ではその練習をしていたと思うよ。彼のスタイルと自信は僕に大きな影響を与えたんだ」
ヨヴィッチはレアルの北米ツアーに帯同。21日に行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ2019のバイエルン戦でプレー姿のお披露目をすることになるのだろうか。