「フルラ」サステナビリティ強化でモヘアとアンゴラの使用禁止へ、2020年クルーズコレクションから

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2019年07月16日 21:32  Fashionsnap.com

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ブランドロゴ Image by: フルラ
「フルラ(FURLA)」が、環境におけるサステナビリティへの取り組みを強化すると発表した。2020年クルーズコレクションからモヘアとアンゴラの使用を禁止するという。
>>ラグジュアリーブランドの「ファーフリー宣言」はファッション界に何をもたらすか(2017年掲載)

 フルラは2017年にフェイクファーのみを使用する「ファーフリー宣言」をしており、2019年クルーズコレクションから適用。このほかイタリアで設立した動物の解放や権利、環境保護を訴える団体「LAV(League Anti Vivisection)」と積極的に協業してきた。
 今回のサステナビリティ強化は、さらに多くの動物を保護することを目的に実施。2020年クルーズコレクションからはモヘアとアンゴラの代替として、流通ルートの選定から徹底的に見直し、動物に対する安全性が証明された羊毛のみを使用する。
【動物に対する取り組み】「ケリング」ファッション業界初の動物福祉を保証する包括的な規定を公開
 フルラCEOアルベルト・カメルレンゴ(Alberto Camerlengo)は「地球の問題は子供たちの将来のためにも考えなければならない問題です。フルラは、このような問題をより深刻にとらえエシカル志向を高める顧客と同じ観点で真摯に向き合い、商品の倫理的な製造を目指し、地球環境に対する責任を果してまいります」とコメントしている。
■フルラ:公式サイト
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