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「小岩井農場」って小岩井さんじゃないの? 地名でもありません! 名前の由来が話題、乳業の担当者に聞く

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2019年07月17日 07:00  ウィズニュース

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写真小岩井農場の創始者・井上勝=小岩井乳業提供
小岩井農場の創始者・井上勝=小岩井乳業提供

 岩手山南麓に位置する民間総合農場「小岩井農場」。その名前の由来がネット上で注目を集めています。小岩井という地名でも、創業者が小岩井さんというわけでもありません。小岩井乳業の担当者に話を聞きました。

【画像】正解が書かれたヨーグルトのフタがこちら。個人名でも地名でもありませんが、読めば納得の答えです

ツイッターで話題に
 小岩井乳業が販売している「小岩井生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト400g」などで使われているアルミのふた。

 そこに書かれているこんな文章がツイッター上で注目を集めています。

 ◇ ◇ ◇

 「小岩井」は創業者三氏の頭文字をとって名づけられました。

 岩手山南麓に広がる「小岩井農場」は、もとは火山灰士に覆われた不毛の原野でした。

 それを見た井上勝が、小野義眞と岩崎彌之助の多大な協力を得て開墾耕作を開始。

 日本最大の民間農場として、1891年(明治24年)に開設し、現在に至っています。

ホームページでも紹介
 小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の3氏の頭文字1字ずつからとって小岩井と命名したというこの説明文。

 ツイッターで紹介されると、「小岩井さんという人名だと思ってた」「地名かと思っていました」といった驚きの声が相次いでいます。

 小岩井農場を原点とする小岩井乳業のホームページでは、農場誕生の経緯がもう少し詳しく説明されています。

 ◇ ◇ ◇

 盛岡の北西・岩手山南麓に位置する小岩井農場は、約3,000haの広さを有する民間総合農場です。

 今でこそ緑豊かな小岩井農場ですが、かつては火山灰土におおわれた不毛の地でした。

 我が国に鉄道が発達した明治時代、小岩井農場の創始者となる井上勝は、鉄道庁長官として東北線を敷設するにあたりこの地を訪れました。

 そして、一面に広がる荒れ地をみて、全国の田畑・樹林を供して鉄道を敷設してきたので、ここを開墾して、ヨーロッパ農法に準拠した本格的な農場を建設しようと念願した、という話が語り継がれています。

 時は120余年前の1891(明治24)年、日本鉄道会社副社長の小野義眞、三菱社社長の岩崎彌之助の多大なる協力を得て、共同開墾耕作が始まったのです。

 小岩井という名は、創始者となったこの三氏の頭文字をとって名づけられました。

担当者に聞きました
 小岩井乳業がヨーグルトのアルミのふたで、こうした命名の由来を紹介し始めたのは今春から。

 もともとは「小岩井」と書かれただけでしたが、数年前から商品の特徴を紹介するように。

 昨秋からは、生乳だけにお客さんから寄せられた「生声」を掲載するようになり、今春からは小岩井の社名の由来などを載せているそうです。

 「ご愛顧いただいているお客様に、小岩井の歴史についても知っていただこうと始めた取り組みで、現在は4種類があります」と広報担当者。

 ふた以外にもギフト品のリーフレットなどでも紹介しているそうです。

 取り組みが話題になったことについては、こう話します。

 「小岩井ブランドに興味を持っていただき、たいへんありがたいです。一人でも多くの方に愛していただくきっかけになればうれしいです」

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