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三浦春馬の多彩な魅力を堪能 『TWO WEEKS』第1話で描いた逃亡劇のはじまり

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2019年07月17日 10:21  リアルサウンド

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写真『TWO WEEKS』(c)カンテレ
『TWO WEEKS』(c)カンテレ

 殺人の濡れ衣を着せられた男が、白血病の娘を救うため2週間の逃亡劇を繰り広げるドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)。主演の三浦春馬が、初の父親役を演じて見せた表情、そして主題歌での歌唱など、あらゆる魅力全開の第1話となった。


【写真】娘のはな(稲垣来泉)と対面する結城(三浦春馬)


 三浦演じる主人公・結城大地は、ドラマ前半と後半で印象がガラッと変わる。


 冒頭に映し出されたのは、血のついたTシャツを着て、険しい表情をした結城の姿。死んでいる柏木(立花恵理)の前で、血塗れの包丁を握り怯える結城の姿は、まるで「錯乱して恋人を殺した男」のようだ。


 そして、場面は事件の10日前に戻る。賭け事に興じ、体で稼ぎ、タバコを吸いながらヘラヘラと笑う、毎日を刹那的に生きる結城。金や商売相手に対して笑顔を見せながらも、どこか常に気だるい雰囲気を漂わす姿からは、人生に希望を持てない普段の彼の虚しさがひしひしと伝わってくる。


 そんな結城の前に、かつての恋人・すみれ(比嘉愛未)が現れ、2人の間に娘がいたことが判明する。しかし、娘のはな(稲垣来泉)は白血病におかされていた。血液検査を受け、小児病棟を訪れた結城ははなと出会う。結城を一目見るや「パパ?」と声をかけるはなに結城は戸惑いつつも、嬉しそうに見つめるはなと言葉を交わし合う。はなを見つめる表情は、困惑しながらもどこか穏やかで、結城に父性が芽生え始めているのがわかる。


 そして場面は、冒頭のシーンが再び映し出されるのだが、この時の結城の姿に抱く印象がだいぶ変わってくるのだ。ここでわかるのは結城が嵌められたのだということ。結城は何者かに殴られ、気づいたときには犯罪者に仕立て上げられていた。


 拘置所に送られる道中、護送車が事故に遭い身動きがとれない中、結城は一大決心をする。なぎ倒れたバイクに向かって歩き出す結城。冒頭で見せた険しい顔つきは、娘のために逃亡劇を繰り広げることになる、決意の表情だったのだ。


 「最悪な人生だと思ってた。生きる価値なんてない。無意味な人生。あの子に出会うまでは」


 同じシーンにも関わらず、序盤と後半で結城の見え方が変わる三浦の演技は見事であり、三浦の見せる表情に二面性があるからこそ、殺人の濡れ衣を着せられた男の絶望が際立つ。


 また、この父性が唐突に感じないのは、結城の根底に「優しさ」があることがわかるから。一夜を共にした女性にそっと布団をかけ、怪我を負った警察に対して咄嗟に「大丈夫か」と声をかけており、はなに向ける目線の奥にも「優しさ」がある。


 前半ではガラの悪い雰囲気が漂い、まるで彼が犯罪に加担しているかのようにも見えた。だが、はなと出会い芽生えた父性により、後半に登場した結城の印象はまったく変わったものになっていた。始まったばかりの逃亡劇の中でこれから三浦が次々とどんな顔を見せてくれるのか楽しみだ。


(片山香帆)


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