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坂本勇人、筒香嘉智……「2番最強打者論」が日本球界を席巻?

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2019年07月17日 10:30  AERA dot.

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写真DeNAの筒香嘉智(C)朝日新聞社
DeNAの筒香嘉智(C)朝日新聞社
 後半戦がスタートした7月15日。DeNAの不動の4番・筒香嘉智が「2番・左翼」で広島戦(横浜)にスタメン出場した。野球人生で初の2番に抜擢(ばってき)され、1安打2四球と3度出塁。ラミレス監督は2番起用の継続を名言した。

【写真】現在セ・リーグ本塁打王の2番打者といえば…

「この状態が続けば、打ち出すと思う」

 筒香を2番で起用した意図は明白だ。今季は出塁率4割を超えるが、得点圏打率が2割台前半とチャンスで力を発揮できていない。2番というチャンスメーカーの打順で起用すれば精神的な重圧が軽減される。打順も多く回ってくるため、得点が入る確率が高まるもくろみだ。

 15日の試合は筒香の後ろを打つ3番に昨季の本塁打王・ソトが控えるため、投手も初回から気が抜けなかった。三回1死満塁の好機で筒香が押し出し四球で出塁したのは、2番での起用がハマった象徴的な場面だった。

 大リーグでは一足早く、「2番最強打者論」が席巻している。2016年から3年連続最高出塁率とリーグを代表する強打者で知られるエンゼルスのマイク・トラウト、昨季打率3割2分6厘、36本塁打で首位打者を獲得したブルワーズのクリスチャン・イエリッチらはいずれもクリーンアップではなく、2番に固定されて活躍している。

 2番に長打率と出塁率が高い強打者を置くメリットは様々だが、試合で回ってくる打席数が多いため初回から得点が入る可能性が高い傾向がある。先取点を奪えば、試合に勝つ確率も高まる。メジャーで浸透しているこの「新常識」が日本球界にも広がっている。

 巨人の2番は今季リーグトップの26本塁打を放つ坂本勇人、日本ハムもチーム2位の13本塁打(ともに15日現在)と長打力に定評がある大田泰示が2番で固定されている。そう考えると、2番・筒香も決して驚く起用法ではないかもしれない。

 ただ、日本野球の奥深さは機動力と小技にあることを指摘する声もある。昨年、西武がリーグ最多の792得点をたたき出したが、1番・秋山翔吾、3番・浅村栄斗(現・楽天)をつなぐ2番・源田壮亮の存在が脅威だった。
 
 他球団のスコアラーは、こう分析していた。

「源田は球数を相手に投げさせるから後ろの打者も球筋が見ることができる。ミートもうまいし、足も速いから塁に出たら神経を使って打者に集中できない。強打者ではありませんが、2番としてあんな厄介な選手はいません」

 「メジャー流」で坂本、筒香のような強打者を据えるか、日本野球を象徴するような小兵の源田や広島・菊池涼介を固定するか。チーム事情によって考え方は様々だが、2番がキーマンになることは間違いなさそうだ。(梅宮昌宗)

※週刊朝日オンライン限定記事

このニュースに関するつぶやき

  • うーん・・・2番打者=自己犠牲打者のイメージが未だにある。とりあえずバント。ランナー盗塁したら空振りで援護。とにかく右打ちで転がせだったが、時代は変わったもんよの。。
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  • このての記事で毎回思うのはきちんとした3〜5番が居てないと2番に好打者置いても意味がないということを誰も言わん!それと元祖はカズ山本
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