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「Echo Show 5」を2週間使い込んで分かった操作のコツ

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2019年07月18日 11:42  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真Amazonの新モデル「Echo Show 5」
Amazonの新モデル「Echo Show 5」

 Amazonから新たに登場した画面付きスマートスピーカー「Echo Show 5」。



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 前回は外観の紹介やセットアップの手順、実際の使い方といった基本的なところを紹介した。今回はEcho Showとの相違点や、実際に使うに当たって変更した方がよい設定など、筆者が実際にしばらく使い込んだ上で気になったポイントを紹介する。



●ホーム画面をループ表示させないようにするには



 本製品は、デフォルトでは時計が全画面表示される設定になっている。ボディー



のデザインがそれっぽいこともあり、見た目はまるで目覚まし時計のようだ。ちなみに、本体の上部を叩くことでアラームをスヌーズできるという、いかにも目覚まし時計っぽい機能まで備えているのも面白い。



 ただし初期設定のままだと、この時計画面はすぐにホーム画面に切り替わり、操作のヒントやニュースがループ表示されるので、時計として視界の片隅に置いておくにはかなり目障りだ。これはEcho Showにもある問題で、筆者はそれが原因でEcho Showの利用をやめてしまったほどなのだが、本製品に関しては、このループ表示を止めることが可能だ。



 具体的には、設定画面の「ホーム・時計」→「ホームコンテンツ」で「連続」をオフにし、なおかつカメラカバーで常時カメラを覆った状態にしておく。筆者が試した限り、この設定を維持しておけば、画面がループするのは最初の1回だけで、以降は時計画面が常時表示されたままになるようだ。これならば目障りに感じることはない。



 これがEcho Showだと、本製品と違って時計にまつわる設定画面がないため、「ホームコンテンツ」で「連続」をオフにしても、ホーム画面は表示されてしまう。つまりずっと時計を表示したままにできるのは、本製品のみということになる。個人的にはこのメリットは大きいと感じる。



 なお、就寝時だけホーム画面のループ表示を止めたい場合、スリープ画面で「アンビエントクロック」をオンにすることで、時計しか表示されないように変更できる。これは従来のEcho Showでも利用可能な方法だ。



●画面が明るすぎて見づらい場合は



 本製品を使い始めて感じるのは、画面がかなり明るいことだ。筆者はPCやスマートフォンの画面は標準よりかなり暗めにして使うのが常なのだが、本製品をPC用のディスプレイやスマホと並べると、他より明るすぎて目が疲れる。デバイスの性質上、長時間眺め続けることが少ないとはいえ、輝度の差がありすぎるのはちょっと困る。



 もちろん、明るさの自動調整を無効化し、自分に合った明るさに手動で変更するのは可能だが、そうすると輝度が固定され、夜間に自動的に暗くならなくなってしまう。せっかく時計を常時表示できるのに、夜中も明々と明るいままというのは避けたい。



 いろいろ試した限り、現時点でもっとも理想に近いのは、輝度を保ったまま画面を暗い配色に変える「ナイトモード」なる機能だ。色そのものが暗めになるというだけで、バックライトは点灯したままなのがやや気になるが、どうしてもという時はこれを試してみることをお勧めする。できれば、明るさの自動調整の基準値を下げる機能が欲しいところだ。



●少しでもよい音で音楽を再生するには



 スピーカーはベゼルの下側に搭載されており、下に向かって音が出る構造になっている。ウーファーを搭載したEcho Showのように、重低音がガンガン響くわけではないが、ボディーサイズからするとかなりパワフルな音で驚かされる。



 とはいえ、本格的に音楽再生などに使うのであれば、背面のステレオジャック経由か、もしくはBluetooth経由で外部スピーカーに出力した方がよい。というのも、スマートスピーカーは体の真正面ではなく、左右どちらかに寄って置かれることが多く、内蔵スピーカーだと音の左右のバランスがよくないからだ。配置を自由に変えられる外部スピーカーならば、こうした問題はない。



 また今回は試していないが、別売のスタンド(1980円)を使えば、スピーカーの下に空間が生まれる。画面の角度を調整可能になるメリットと合わせて、使ってみる価値はありそうだ。ただしこの場合、本製品の利点である背の低さが失われてしまう点には気をつけたい。



●特定の機能をすばやく呼び出すには



 前回の記事でも触れたが、画面右から左にスワイプすることで表示されるショートカット機能を活用したい。これを使えば、音声入力に頼らなくとも、特定の機能をタッチですばやく操作できる。



 配置されているショートカットは6つで、「コミュニケーションする」「アラーム」のように選択肢が多く音声では操作しづらかった機能や、「ミュージック」「動画」のようにユーザーがタッチUIに慣れている機能、また「スマートホーム」「定型アクション」のように、これまではスマホアプリでないと操作できなかった機能など、性格はさまざまだ。



 そもそも、スマートスピーカーといっても、何から何まで音声で操作する必要はなく、タッチUIだったり、あるいは物理ボタンだったりと、操作性に合ったUIが用意されてしかるべきだろう。画面を搭載したEcho Showはそれを実現しうる製品でありながら、発売当初はいまいちこなれていない印象が強かったが、本製品は明らかに一歩先へと進んだ印象だ。



 ただ、その反面、本製品はマイクの性能はそれほど高くない。特にエアコンの運転音など室内に一定の騒音がある場合に顕著で、手元に本製品を置き、その1mほど背後にEcho Showを置いた状態で呼びかけを行うと、遠距離にあるEcho Showが反応したりする。



 このあたりは、タッチUIを充実させる代わりに従来ほどマイク性能を重視しなかった(あるいは逆にマイクの聞き取り性能を補うためにタッチUIを強化した)という可能性もあり、諸手を挙げて歓迎できないところもある。もう少し、今後の製品も含めて見極めたいところだ。



●群を抜くコストパフォーマンス



 以上のように、単純にEcho Showを小型化しただけでなく、カメラカバーや、ホーム画面を右から左へスワイプすることで表示されるショートカットなど、新機軸の試みがいくつも盛り込まれており、使い勝手からして全く別の製品というイメージだ。本製品に慣れてしまうと従来のEcho Showが使いづらく感じるほどだ。



 このうちショートカットについては現行のEcho Showも対応済みだが、どちらかというと、これは次世代のEcho Showシリーズを先取りした仕様のように思える。個人的には、タッチUIを活用することで、スマホアプリをなるべく使わずに済む方向に進化しているのは歓迎したい。



 そして本製品は何といっても、画面付きのスマートスピーカーとしては格安であることが大きな強みだ。なにせEcho Showは2万7980円、Echo Spotは1万4980円、Google Nest Hubは1万5120円のところ、本製品は9980円と大台を切っている(先日のプライムデーでは4000円オフの5980円だった)。それでいて質感も高く、あからさまなコストダウンの跡もない。



●トータルでは高評価も、筆者にとって致命的な2つのポイント



 ただし、マイナスとなる点も2つ挙げておきたい。1つはEcho Showでもネックだった、操作のヒントが常時表示される問題だ。時計表示を除くほとんどの画面では、本文のコンテクストとは無関係な操作のヒントが画面に表示される。



 しかも本製品は、Echo Showに比べて画面が(特に天地方向に)狭くなっているにもかかわらず、文字サイズはあまり変わっていないため、画面の占有率はむしろ上がっており、見た目のわずらわしさはさらに増している。中でも音楽再生の際に、再生インタフェースや歌詞と並んでヒントが表示されるに至っては、もはや意図そのものが理解しがたい。



 同社サポートに問い合わせ限りでは、非表示にする方法は「ない」とのことだったが、なぜここまで常時表示にこだわるのか、筆者にはさっぱり理解できない。使い方の幅広さをアピールしたければ別のところでやるべきであって、CMまがいに常時流す必要はないだろう。少なくとも他社の画面付きスマートスピーカーには、こんなお節介な機能はない。



 もう1つは、Google Nest HubやLINEのClova Deskではおなじみとなる、音声コマンドをリアルタイムで文字に変換して画面に表示する機能をサポートしないことだ。これがあれば、こちらの声を聞き取る状態になっているか否かはもちろん、Alexaが音声コマンドをきちんと聞き取ったかも、その場で確認できる。



 しかし本製品はそれがないため、反応は音で聞き取るしかなく、またきちんと音声コマンドが認識されたかは、その後のAlexaの反応から推察するしかない。前出の2製品に慣れた後で本製品を使うと、かなり致命的な機能の欠落であることを実感させられる。



 本製品はトータルでは高評価であり、またコストパフォーマンスも飛び抜けて秀逸だが、この2点がこのまま対応されないようであれば、個人的には継続利用は厳しい印象だ。特にGoogle Nest Hubは、Googleのサービス、具体的にはGoogleカレンダーやYouTubeとの親和性の高さという強みがあるだけに、本製品にはそれを上回る次の一手に注目したい。


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  • 実家にお泊りに行った末っ子からお婆ちゃんちのアレクサがコレに変わってた。って教えてくれた(^_^;)我が家の方がパソコンも無いし昭和感満載…
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