ザラ展開のインディテックスがサステナビリティ強化へ、プラ製品の廃止やオーガニック素材への切り替えを発表

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2019年07月18日 14:02  Fashionsnap.com

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パブロ・イスラ会長 Image by: Inditex
「ザラ(ZARA)」などを展開するインディテックス社のパブロ・イスラ(Pablo Isla)会長が、株主総会において、サステナビリティに関する中長期計画を発表した。
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 サステナブルの取り組みついては、現在スペインや中国などの複数の都市で展開している衣料品回収サービスを9月までにパリ、ロンドン、ニューヨークでも導入。2020年までに、全店舗で再生紙を使用した新しいショッピングバッグに切り替えると同時に、環境配慮型の素材で生産した同社の認証「Join Life」ラベル付き商品の割合を、全衣服の25%までに高めるという。
>>「ザラ」がプラスチック製ショッピングバッグを廃止、紙袋は再生紙使用へ
 また2023年までに生産から物流、販売までにおける廃棄物の全てをリサイクルまたは再利用するプログラムを実施。ショッピングバッグ以外のプラスチック製資材の使用を廃止し、グループ全体で最も使用量が多い原料であるというビスコースを100%サステナブルなものに切り替える。綿、麻、ポリエステルなどは2025年までにオーガニックおよびリサイクル素材に変更。同時期に生産から店舗運営に係るエネルギーの80%を再生可能エネルギーに転換する予定だという。このほか今回の株主総会では、新たにサステナビリティ専門の委員会を創設した。
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