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祭nine.が明かす、“祭っ子”への感謝と想い「家族以上な部分もある、熱い仲間」

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2019年07月18日 18:01  リアルサウンド

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リアルサウンド

写真祭nine.(写真=林直幸)
祭nine.(写真=林直幸)

 音楽番組『musicるTV』(テレビ朝日系)の音楽作家発掘企画「トップライナーをさがせ!」から誕生した楽曲を含むニューシングル『ゴールデンジパングソウル』を7月17日にリリースした祭nine.。“和のエッセンス×熱い応援歌”という祭nine.らしさを明示したタイトル曲のほかにも、振り切った音楽性やダンスで魅せる楽曲が満載だ。5月1日に行われた初の日本武道館ライブについても振り返りつつ、彼らの現在の方向性や祭っ子(祭nine.ファン)との関係性についても語ってもらった。(古知屋ジュン)


(関連:祭nine.、新時代にてっぺん掴むか 独自性が開花した令和初の武道館公演を振り返る


■「ゴールデンジパングソウル」は、“人生の主題歌”
ーー先日の武道館ライブで初披露された「ゴールデンジパングソウル」が早くもシングルでリリースということで。まずはシングル収録の4曲について、メンバーのみなさんに4チームに分かれて語ってもらえればと思います。


寺坂頼我(以下、頼我):じゃあ、いま座ってる順にする?


ーーではあ、タイトル曲の「ゴールデンジパングソウル」については(野々田)奏さん、(神田)陸人さん、浦ぽん(浦上拓也)さん、お願いします。先日リリースイベントを観たのですが、この曲でのお客さんの盛り上がりがすごいですよね。


野々田奏(以下、奏):みなさん、もうすでに振りを覚えてくれていて。手を振っておじぎして、“グ〜!”のポーズをやれば完成だから、覚えやすいのかもしれないです。初めましての方も、けっこうやってくださって嬉しいです。


ーー振りを見ていて思ったんですが、歌舞伎や能みたいな動きも入れてますよね?


神田陸人(以下、陸人):“日本の文化を大事にしよう”ということで、振付の(渡辺)美津子先生のアイデアで、おじぎで礼節を示したり、伝統芸能っぽい動きも取り入れたりしていますね。


ーー和なサウンドに合わせた動きと、みんなで一緒にできる楽しい動きを組み合わせた感じで。


浦上拓也(以下、拓也):みんなで一緒に踊れるところも、祭nine.の楽曲らしいなと思います。前作のタイトル曲「有超天シューター」はアニメのオープニングテーマだったので、小さい子を中心に幅広い世代の方々に楽しんでもらえるような楽曲でした。今回は「毎日頑張っている方々へ祭nine.らしいエールを送りたい」という想いがこもった、熱い応援歌になっているんじゃないかなと。


奏:お仕事でも、家事や育児でも、学校の勉強でも、毎日頑張っている方の背中を押せる曲というのをテーマに、作家の岩越涼大さんが作ってくださいました。


陸人:僕的にはこの曲を“人生の主題歌”と呼んでます。いつだかのリリイベのMCで「2曲目の『豪快エレヴェイション』はドラマの主題歌だけど、この曲はみなさん一人ひとりの人生というドラマの主題歌だと思うんです!」って言ったら、お客さんがみんなポカーンとしてました。けど、ああいう雰囲気、嫌いじゃないです!


ーー(笑)。和楽器バンドの神永大輔さんが尺八で参加していますが、“尺八ってこんなにエモい音出せるんだ!?”という驚きがありました。


奏:ホントにかっこいいんですよ! 最初にデモをいただきど、あとから尺八が入ったバージョンを聴いたのですが、僕らも「尺八の音色だけでこんなに雰囲気が変わるんだ!?」って驚きました。


拓也:尺八だけがこの曲の主役じゃないんですが、目立ちすぎず、でもしっかりと存在感を出してくださっているので、いいバランスで曲を盛り上げてくださっているなと。


奏:生演奏でコラボしたら迫力あるだろうな〜。


拓也:僕ら、シングルの発売日にSHOCK EYE(湘南乃風)さんやMr.シャチホコさんなど、いろんな方にゲストで来ていただいているので……。


陸人:言霊ってあると思うから「コラボできたらいいな!」って言っておきます。


ーーレコーディングにあたって、プロデューサーのYUMIKO先生からはどんなアドバイスがありましたか?


拓也:YUMIKO先生は、歌う側がイメージしやすい言葉をかけてくださることが多いんですよ。今回は聴く人を励ます感じで「とにかく熱く!(歌って)」と。


陸人:この曲では優しく背中を押すというよりも、僕ららしい熱い叱咤激励をイメージして歌ってほしいと。夢を追う人のお尻にさらに火をつける、みたいな。


奏:僕は喉を閉じて歌っちゃう癖があるので、今回は「喉を開けてより強めな声で歌ってみて」というアドバイスをいただきました。あとで聴き直してみても、迫力がある感じに歌えたのではと思います。


■“ステージは僕らにとっての戦いの場”
ーーリリイベでの盛り上がりを見ていると、曲に込められたメッセージもきちんと伝わっているんじゃないかなと思います。2曲目の「豪快エレヴェイション」については頼我さん、(横山)統威さんに聞いていきます。第一印象ですが、歌い出しが頼我さんじゃない曲って、けっこう珍しいですよね。


頼我&横山統威(以下、統威):(ハモって)そうですね。


統威:ちょっとここは僕にしゃべらせて! この曲は“祭nine.らしさ”の型にはまらない良さがあると思うんです。かっこいい曲なんで、イケボ担当の統威&タカ(清水天規)が歌い出しを務めました!


清水天規(以下、天規):(無言でドヤる)


頼我:Aメロ・Bメロで、歌ではなくセリフパートがある面白い構成なので、そこも新鮮に聴いてもらえるんじゃないかなと思います。


ーーセリフだけでお客さんが「キャー!!!」ってなるのもすごいですよね。


頼我:毎回、すごく盛り上がっていただけるんです。でもこの曲、『焼肉プロレス』(TVO テレビ大阪)っていうドラマの主題歌なので、セリフもよく聴くとすべて焼肉にちなんでいて、それを読み解いていくと、ちょっとクスっとできるというか。「そんなにかっこつけて何言ってんの?」みたいな。歌詞やセリフに込められた意味を理解すると曲を何倍も楽しめると思います。


統威:タレの二度付けみたいな(笑)。


頼我:そして歌詞には焼肉要素が詰まってるんですが、振りにはプロレス要素が詰まってるんです。


ーープロレス要素!?


統威:よく見ていただければわかると思うんですが、出だしからメンバー全員でリングを作っているんですよ。“ステージは僕らにとっての戦いの場”というコンセプトを、初披露の時から理解してた祭っ子もいて、「みんな鋭いな!」って。


頼我:ゴングが「カーン!」って鳴ってたり、リングロープに見立てた振りもあるんです。ドラマ自体もコメディ的な面白さがあるんですが、僕らにとってもニュージャンルな一曲です。歌詞全体でいうとめちゃめちゃ熱くて、〈立ち上がって 喰らいついて〉みたいなガツガツした言葉が入っていたり、肉々しい感じが伝わるんじゃないかと。塩&胡椒とか、スパイスがきいた感じというか……。


統威:たとえるねえ!


頼我:えぇ〜やめてくださいよぉ〜。


ーーこの二人のコンビ感、面白いですね。


統威:お互いの良さを認めていくスタイルなので。


頼我&統威:(山里亮太&蒼井優の結婚会見のエアー指輪ポーズを取る)


ーー(爆笑)。ドラマには頼我さんも出ると聞きましたが。


頼我:ドラマの後半に出るので、どんな役かについてはまだ内緒です。出番は短めですが、面白い感じのキャラだと思うので、乞うご期待ですね。


ーー祭nine.ってどちらかというとコミカルな切り口の楽曲が多いと思うんですが、この曲みたいに一見、笑いの要素がない曲をもらったときは、みなさんどういう反応なんですか?


頼我:僕はバンドものの音楽とかけっこう好きなので、個人的には「めちゃかっこいい曲来た!」って、すごくうれしかったです。ライブにも変化が出せますし、初めて聴く方にもこういう曲はウケがいいんじゃないかなとも思います。


統威:バンドっぽさはかなりあるよね。僕も初めて聴いたときに「かっこいい! 歌いたい!」って思いましたもん。


頼我:この曲でもお客さんに声を出していただくポイントがあるので、そういうところで熱くロックな感じに盛り上がっていただけるように、曲を育てていけたらと思います。


ーーでは、パターンC盤の「まっしぐらLife!」について、(高崎)寿希也さんにソロで答えてもらえればと。


高崎寿希也(以下、寿希也):まかせてください!


ーー“超”がつくほど爽やかな曲がきましたね。


寿希也:そうですね。「ゴールデンジパングソウル」や「豪快エレヴェイション」は熱さのある曲で、パターンD盤の「HADAKAN BOYS」はオモシロ系のネタ曲なんですが、この曲は爽やかでキラキラした感じがある、他の3曲とは違った曲調なので。ファンの方にも、長く好きでいてもらえる1曲になるんじゃないかなという予感がしてます。


ーーたとえばママ世代でもちっちゃい子たちでも聴けるような柔らかさがありますね。


寿希也:そうですね。幅広い世代の方に自然とサビを口ずさんでいただけるような、正統派な感じが魅力だと思います。


ーー振付はもう決まっているんですか?


寿希也:まだ全然決まってないんですよ(取材は6月初旬)。でも、祭っ子と一緒にできるような振りとかがあったらいいなあと。「みらい結び」(4thシングル『有超天シューター』パターンC盤収録)とはまた違った感じで、お客さんと一緒にみんなで歌って作り上げていくような曲があったらいいなと思っていたので。


ーー曲調は違うけど、聴いていて確かに「みらい結び」が浮かびます。


寿希也:きっと振りも激しめに踊るというよりは、メッセージを伝えるような感じのものになるんじゃないかなと。歌詞だけでなくダンスからも、楽曲に込められた思いを汲み取っていただけるとうれしいです。


■“元気な曲で学ランを着て踊ってるのが祭nine.”
ーーでは「HADAKAN BOYS」については天規さんにトリを飾ってもらいたく。


天規:そうですね……おバカなやつらがお風呂に入ったらこうなる! って感じの曲です(笑)。シンプルなようでいて、ちゃんと一人ずつに見せ場があって、1曲でそれぞれの個性がきっちりとアピールできる素晴らしい曲です。ホントに〈お・ふ・ろ・あ・が・りは瓶牛乳〜〜〜〉って感じです!


統威:なるほど!


ーーシングルにはどの作品にも必ずオチみたいな曲、ありますよね。


天規:そういう意味では確実にこの曲がオチです! ちなみにこの曲は「トップライナーをさがせ!」の最終選考まで残ったみきちゅさんの曲にYUMIKO先生が歌詞をつけてくれたものなんです。


ーーライブハウスのノリというか、「オイオイ」言いながら盛り上がる感じの曲も祭nine.としては珍しいですよね。


天規:絶対これからのライブで人気曲になると思うんです。メンバーもこの曲を歌えばテンション上がりますし、観ている側も楽しんで声を出せる流れだと思うので、それってシンプルに祭っ子が好きな感じの曲なんじゃないかなと。


ーー祭っ子のみなさんってノリがいいので、なんとなくライブの絵が想像できますよね。


天規:歌い方にもこだわっていてちょっと演歌チックなところがあったり、セリフの部分の〈「キャーらい太さんのえっちー」〉だったりと、ネタがいろいろあります。この曲はステージでも遊べそうな予感がするんですよ、「NAGOYA’N’イングリッシュ」(『有超天シューター』パターンD盤収録)みたいな感じで。


ーーあの曲も最高に面白かったのに、あれを超えるんですか?


天規:超えるかどうかは僕らの腕次第ですけど(笑)。ライブごとにアドリブを盛り込んだりできそうだから、たとえるなら“日替わりの湯”! よく温泉とかでワインの湯とか、日替わりのお湯があるじゃないですか。


ーーいま祭っ子の話題が出ましたが、ライブでの祭っ子のみなさんはすごくノリがよくて、しかも誰かが先導しているわけでもないのに統率が自然に取れている感じが印象的で。みなさんから見た今の祭っ子って、どんな存在なんでしょうか?


奏:僕ら最近はフェスに出ることも多くなったんですが、僕ら自身は安心して祭っ子にすべてを託す感じでステージに立てているなというのはあります。アウェーな場であっても、祭っ子が盛り上げてくれることで、僕らを知らない人たちまで一緒にのってくれる、みたいな。


ーーたとえるならメンバーの一員のような存在ということ?


統威:ホントにそうですね。祭っ子には絶対の信頼を置いてます。


天規:とくに武道館が終わってから、ライブでの盛り上がりがさらにすごくなった感じがするんです。大舞台が終わって、ファンの方々にとっても“やりきった感”があるんじゃないかと思っていたんですが、武道館が終わったあと、普段のイベントとかでもめちゃくちゃ盛り上がってくれるようになりました。今回のシングルはいつもよりリリイベの回数が少ないので、集中して応援してくれているというのもあるかもしれないんですが。


頼我:ホントに熱を入れてくれているよね。リリイベとかで「今日は自分が思ったほどテンションを上げられなかった、もっといけるかと思ったのに!」って悔しがっていた祭っ子もいたりして。


拓也:熱すぎる!


頼我:そう、僕らにとって熱い仲間なんですよね。ある意味、家族以上な部分もあると思います。だからこそお互いに心を預けあって、高めあっていける、この関係が祭nine.と祭っ子らしいなって思います。


ーー今回のシングルで改めて祭nine.の楽曲の方向性が見えてきた感触があって、聴いていると元気が出る、応援歌的な曲が多いなと思ったんです。


拓也:たとえば都内だと、池袋のサンシャインシティでイベントをさせていただくことが多いんですが、学ランというトレードマークもあるので「よく見るね」って言っていただくことも増えてきました。“元気な曲で学ランを着て踊ってるのが祭nine.”というイメージが、少しづつ世の中のいろんな方々に広まりつつあるんじゃないかなと思うんです。


■「最高の武道館だったなって改めて思う」
ーー自分たちの曲を聴いて励まされることってありますか?


頼我:あります! 僕はフェスみたいな戦いの場や、自分を奮い立たせるようなときには、「嗚呼、夢神輿」を聴きます。デビューシングルの1曲目なので、自分の中でも特別な曲ですね。祭nine.の楽曲は夢を描いた歌詞が多いので、それも聴く人の活力になるのかもしれない。


天規:僕は自主的にというよりも、友達とか家族とカラオケに行くとなぜか「HARE晴れカーニバル」を入れられることが多くて、結果的によく聴いてますね。で「やめろよ〜」とか言いながら、曲が始まったら「〈ハァーヤイサー〉(大声)」の掛け声から参加します。


陸人:ノリノリじゃねーか!


拓也:本人生出演カラオケや。


寿希也:僕の友達には「みらい結び」を好きな人が多いんですよ。こないだの武道館にも観に来てくれて「あの曲やるのかな?」って話してたみたいで、さらに自分にとっても大好きな曲になりました。友達もみんな僕らのことをよくチェックしてくれていて、新曲出すとかすごく詳しいんですよ。


拓也:僕は「太陽ZAN-MAI」(メジャーデビューシングル『嗚呼、夢神輿』パターンA盤収録)。フェス好きなので、やっぱり聴いていて盛り上がれる曲でテンションを上げたくて。こないだほかのアーティストさんとラジオの公開収録に出させていただいたときに、男性のお客さんが多かったので盛り上がってくれるか心配だったんですよ。でもこの曲はサビで誰でも真似できるような簡単な振りがあるので、ほかのグループの男性のお客さんもみんな参加してくださって。曲が生む一体感や初めましての人を巻き込む力がある曲なんじゃないかなって感じました。


奏:僕は個人的によく聴くのが「さわらぬ夢に後悔あり」(3rdシングル『がってんShake!』パターンC盤収録)。シンプルに曲調が好きっていうのもあるんですが、SHOCK EYEさんが書いてくださった歌詞がすごく熱くて、ふとした瞬間に聴きたくなります。僕らは祭りをイメージした勢いのある曲が多いんですけど、この曲はかなりニュアンスが違うので、気分を切り替えたいときとかにも聴きますね。あと「ROCK STEADY」(2ndシングル『HARE晴れカーニバル』パターンC盤収録)とか、かっこいい系の曲はもれなく好きです。


陸人:僕は寿希也とかぶっちゃうんですけど「みらい結び」。ほかの曲は広く世の中の方に聴いてほしいんですが、この曲だけは祭っ子に聴いてほしいと思いながらいつも歌っています。


拓也:エモいなあ、理由が。


陸人:このあいだの武道館でも歌ったから思い入れが強いというのもありますが、聴くタイミングによって聞こえ方が変わってくる、噛めば噛むほど味が出る“スルメソング”というイメージです。武道館の前と後でも聴いたときの感情が違いました。これからも大事に歌っていきたいです。


ーーのちのち映像作品にもなるそうですが、その武道館(参考:祭nine.、新時代にてっぺん掴むか 独自性が開花した令和初の武道館公演を振り返る)のことも最後に少し振り返ってもらえたらと。一番印象的だったハイライトシーンを教えてください。


寿希也:自分的なMVPは、頼我の「僕は泣かないよ」って宣言したあと10秒以内に泣いたところ。


拓也:天才子役やで、ホンマ!


寿希也:後ろに先輩や研究生もいる中だったので、涙をこらえるつもりで言ったと思うんですが、感極まってボロボロ泣いたところとかは、みんな「かわいいな」って思ったんじゃないかな。頼我らしかった。


頼我:絶対泣かないつもりだったけど、泣きそうで「ヤバイ」と思って言ったんですけどね。いつの間にか泣いてて自分でもビックリしました。


拓也:でも、逆に伝わったと思うよ。


統威:僕はオープニングのよさこいパートですね。令和になって初めての武道館でのライブ、しかもその幕開けとなる演目にふさわしかったんじゃないかなと。BOYS AND MEN研究生(以下、BMK)やエリア研究生と、みんなで一緒に出たので会場の盛り上がりも大きかったシーンだと思いますし、ロゴがばーんと出て幕が開いたので、“令和、ついに来た!”みたいな興奮がありました。


天規:僕は殺陣ですね。みんなかっこよかったけど、自分が一番かっこよかったと思ってて。アニメとかでもでっかい武器持ってるちっちゃいヤツはだいたい強いんですけど、手にマメができるくらい練習したし、あの日は無敵になれた感じがありました。あと相棒の北川せつら(BMK)もむちゃくちゃ頑張ってくれて、空き時間も二人でずっと練習してたんですよ。


奏:僕も殺陣! 普段のライブでバク転とかバタツイ(バタフライツイスト:扇風機のように体を回転させるアクロバットの蹴り技)をやることはあるんですが、今回初めて武器を持ったままバク転して、最後にバタツイでキメるというのをやったんです。練習やリハでは、なかなかうまくいかなかったのに、本番でスムーズにベストを出せたのがよかったなと思います。


拓也:僕はアンコール一発目のコントです。先輩のBOYS AND MENさんもナゴヤドームでやってましたが、あんな大きな舞台でコントをやるっていうのは、FORTUNE ENTERTAINMENT(所属事務所)ならではやなって思います。コントではいつも僕、女装なんですが、汗だくのまま着替えて出ることが多くて。でも、今回はたまたま出番まで少し時間があったので、メイクさんがグロスとかチークを塗って、かわいく整えてくださったんです。ステージに出たときの「キャー!!!」っていうみんなの声も聞こえて、うれしかったですね。コントから曲へ流れがキレイにつながってオチもしっかりつけられたので、僕らとしても新しい部分を見せられたなって感じています。


陸人:僕は序盤の「HARE晴れカーニバル」に始まって「魁!祭OTOKO」「がってんShake!」と続いた怒涛の“祭ソング”ですね。序盤で全部出し切るくらいのテンションで臨んだんですが、お客さんの歓声も凄まじくて、楽しみにしてる気持ちがお互いに爆発してる感じがあったんですよ。「楽しい気持ちを伝えるのに言葉はいらないんだな」って思って……。パフォーマンスで伝えるのが僕ら、声援で伝えるのが祭っ子で、これが祭nine.のライブのスタイルなんだなって改めて確認できたのがうれしかったです。


頼我:最後にみんなでステージからはけるときに、手をつないで「ありがとうございました!」って笑顔で帰れたのがよかったな。あのときの言葉に表せないキラキラした感じとか、「夢っていいな」って気持ちとか……。祭nine.、祭っ子、関わってくれているスタッフさんとかも含めて、グループって素敵やなって思ったんですよ。エンディングまで先輩や後輩たちもいてくれて、ステージの袖で迎え入れてくれたんですけど、自然に「またここに帰ってこよう、またやれるように頑張ろう」って思えたので。あの瞬間が今の僕らを動かしてくれる原動力になっていると思うし、すごく印象的でした。


ーーライブ前のインタビュー(参考:祭nine.が語る、“令和初の武道館”への熱い思い「みなさんと一緒に日本で一番の祭りを興したい!」)で、“武道館ライブは僕らの挑戦を見せる場”というコメントがあったと思うんですが、いま振り返ってみて、祭nine.らしい挑戦が見せられたと思いますか?


頼我: “次はこうしたいな”っていう反省点はたくさんあったんですが、後悔は全然なかった。そういった意味で成功だったなと思うし、最高の武道館だったなって改めて思っています。(取材・文=古知屋ジュン)


※高崎寿希也の「高」は「ハシゴ高」が正式表記。


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