アヤックスからユヴェントスへ移籍したオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、19日に入団会見を行った。ユヴェントス公式Twitterがその様子を伝えた。
19歳にしてアヤックスでキャプテンを務め、昨シーズンはチャンピオンズリーグでベスト4進出を経験。さらにオランダ代表でもすでにレギュラーの座をつかんでいる驚異の19歳は、「僕はまだ若いけど、19歳にしては経験豊富だと思う」と認めつつ、「もっと経験を積んで、ほかの選手から学ぶためにここに来た」と謙虚な姿勢を示した。
また移籍を決めたタイミングについては「ネーションズリーグの決勝(6月9日)の後には、すでにユヴェントスに行きたいと思っていた」とコメント。当時はその試合で対戦相手だったポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドがデ・リフトを勧誘したとして大きな話題となったが、「直接誘われたのは大きな名誉だったけど、それで決断したわけではないよ」と明かしている。
バルセロナやパリ・サンジェルマン、バイエルンなど各国のメガクラブから関心を寄せられるなかでユヴェントスを選んだ理由については、「守備の伝統がある国なので、イタリアに来たかった。ユヴェントスは僕にとって大きなステップだ」と言及。「アヤックスの一員としてここでプレーした時、アリアンツ・スタジアムの雰囲気にすごく感銘を受けたよ」と本拠地についての印象も語った。
背番号はアヤックス時代と同じ「4」に決まった。「背番号4は僕にとっていつも特別だった。アヤックスのユース時代から付けてきたからね。ユヴェントスでも伝統の番号だから、それに見合う活躍をしたい」と意気込みを語ったデ・リフト。「サッカーの世界ではプレッシャーは普通のこと。全然問題ないよ。ピッチ上で能力を証明したいね」と強気な姿勢で新シーズンを迎える。
https://twitter.com/juventusfcen/status/1152136735180152833