安全性重視の自動運転ロボット、コンパクトで軽い「REV-1」は近場の配達に最適!

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2019年07月20日 18:31  Techable

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都市部で自動運転車を社会実装するにはまだ少し時間がかかりそうだ。ただ、まずは区間バスや配送を自動化するだけでもずいぶんと市民の利便性は向上するだろう。

実証実験から実用へとシフトしつつあるこれらの自動運転技術だが、まずクリアしなければいけないのが安全性。その点では「軽い」という特徴を持ったRefraction AIの自動運転ロボットは有利かもしれない。ほかにも都市部に最適化された性質を備える「REV-1」についてみていこう。
・都市部になじむ設計ロボティクス・プラットフォーム開発のスタートアップRefraction AIは、自動運転ロボット「REV-1」の重量やサイズをコンパクトに設計した。製造や運用のコストを抑えられる利点もあるが、安全性の向上が一番の目的だろう。

車体が軽いことでブレーキを作動させてから停止するまでの時間は短くて済む。また、万が一衝突事故を起こしたとしても対象へのダメージは最小限に抑えられるというわけだ。

さらには、このコンパクトさのおかげで小回りの効いた走行が容易になり、一般車の走行をさまたげることもない。e-Bikeの扱いとなるようで、世界の多くの都市で車道も自転車レーンも走行可能だ。
・狭い路地も安全に走行活用用途は、レストランや薬局、スーパーなどで購入した商品を家まで配送すること。ショップから商品を配送する動画からは、あらかじめ設定されたルートで走行する「REV-1」が確認できる。

安全な速度で走行し、歩行者や車をセンサーで感知してストップしている。タッチパネルへの暗証番号入力でボックスを開けて商品を出し入れし、目的地に到着するとSMSに通知されるようだ。

狭い路地でも走行できそうで、ラストワンマイルの商品配送にも最適。高まる配送への需要もあり、「REV-1」のようなミニマムな自動運転ロボットには注目が集まっている。

参照元:Refraction AI

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