アトレティコ・マドリードを昨シーズン限りで退団したブラジル代表DFフィリペ・ルイスが、会見を実施した。21日、公式サイトが会見の様子とコメントを伝えている。
F・ルイスは8年間を過ごしたアトレティコ・マドリードの退団に際し、次のようにコメント。クラブで過ごした時間を振り返った。
「このクラブで、最高の時を過ごせたことを光栄に思うよ。皆に感謝を伝えたい。僕たちは素晴らしい瞬間を楽しむことができた。今日は幸せな日だよ。(前スタジアムのビセンテ)カルデロンでプレーし、(現スタジアムの)ワンダ・メトロポリターノでの最初の年を楽しむことができた。僕はきっと将来戻ってくる。これは選手としてのお別れだ」
コケやヤン・オブラク、サウールら同僚がF・ルイスにサイン入りのシャツをプレゼント。続けてコケは次のように語り、別れを惜しんだ。
「クラブのために彼がしてくれた全てに感謝したい。世界最高の左サイドバックの一人であり、アトレティコ・マドリードの歴史の一部分だ。僕は彼がいなくなってしまうと思うと、とてもさみしいよ」
2010年にデポルティボからアトレティコ・マドリードに加入したF・ルイスは、チェルシーでの1シーズンを除き、在籍8年間で公式戦333試合に出場し12ゴールを記録。リーグ制覇も達成し、2度のヨーロッパリーグなど7つのタイトルを獲得した。また、外国籍選手としては、今夏退団したウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンに次ぐ歴代2番目の公式戦出場数を記録している。