インターナショナル・チャンピオンズカップ2019が行われ、ユヴェントスとトッテナムが対戦した。
先制したのはトッテナム。30分、ソン・フンミンの仕掛けからトロイ・パロットがシュートを放つと、一度はGKに防がれたもののエリク・ラメラが冷静に押し込んだ。
しかし後半に入ってユヴェントスが立て続けの得点を奪って逆転に成功する。56分にゴンサロ・イグアインがミドルシュートを突き刺し、60分には左サイドからのクロスをクリスティアーノ・ロナルドがワンタッチで合わせた。
追いすがるトッテナムは65分、タンギ・エンドンベレの高い位置でのボール奪取から逆サイドで走り込んでいたルーカス・モウラが泥臭く押し込んで同点とする。
2−2の同点でタイムアップを迎えるかと思われた後半終了間際にドラマが起こる。センターサークル付近でルーカス・モウラがプレスをかけて触ったボールはハリー・ケインの足元へ。相手のGKヴォイチェフ・シュチェスニーが前に出ていたのを見逃さなかったケインは、そのまま超ロングシュートを放つと、懸命に戻ったシュチェスニーの上を越えてゴールネットを揺らした。
エースの劇的なゴールで勝ち越したトッテナムがユヴェントスを2−3で下している。
【スコア】
ユヴェントス 2ー3 トッテナム
【得点者】
30分 0−1 エリク・ラメラ(トッテナム)
56分 1−1 ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)
60分 2−1 クリスティアーノ・ロナルド(ユヴェントス)
65分 2−2 ルーカス・モウラ(トッテナム)
90+3分 2−3 ハリー・ケイン(トッテナム)