『ライオン・キング』北米興行収入が約200億円に 初登場1位を獲得

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2019年07月23日 11:52  Techinsight Japan

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北米映画興行収入ランキングで初登場1位に(画像は『Disney’s The Lion King 2019年2月24日付Instagram「July 19 #TheLionKing」』のスクリーンショット)
現地時間18日及び19日に封切られた『ライオン・キング』実写版が、公開初週の北米週末興行収入ランキングで初登場1位を獲得、約200億円の興行収入を稼ぎ出したことが明らかになった。

ビヨンセ(ナラ)、ドナルド・グローヴァー(シンバ)、セス・ローゲン(プンバァ)、ビリー・アイクナー(ティモン)、キウェテル・イジョフォー(スカー)ら、才能あふれる俳優やシンガー、コメディアンが声を担当し、四半世紀の時を経て実写化されたディズニー映画『ライオン・キング』。

このたび公開初週の北米映画興行収入ランキングが発表され、現地時間18日及び19日に封切りとなった同映画が初登場1位を獲得、1億8500万ドル(約200億円)という素晴らしい成績を記録した。

物語の舞台となる「プライド・ランド」やそこに生息する動物達を最新技術を駆使したリアルな映像で描いた同作は、「まるで自然ドキュメンタリーを見ているような美しさ」と“超実写”技術を称賛する声が集まると同時に、「期待したほどではなかった」「リアルすぎて気が散る」といった声もあがっており、意見は賛否両論に分かれる結果となった。しかしビヨンセやドナルド・グローヴァーらが織りなす美声ハーモニーも手伝い、興行成績そのものに影響を及ぼすことは少なかったようだ。

ディズニーはこれまで多数の名作を実写化しているが、そのうちの多くは素晴らしい成功を収めている。エマ・ワトソンが主演した『美女と野獣』(2017年)の初週興行収入は1億7400万ドル(約188億円)を記録、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)は1億1600万ドル(約125億円)、『ジャングル・ブック』(2016年)が1億300万ドル(約111億円)、そして米国で今年5月に公開された『アラジン』は9150万ドル(約99億円)と好成績をおさめ、グローバル興行収入はまもなく10億ドル(約1079億円)に届きそうな勢いだ。興行成績がいまいち振るわなかったとされる『ダンボ』(2019年)でも、4500万ドル(約49億円)という記録を残している。

ちなみに記者もこの週末に映画館に足を運んだが、ビヨンセやドナルドのみならず、ティモンを演じたビリー・アイクナーの歌声の素晴らしさは嬉しいサプライズだった。118分という上映時間(英語版)は1994年のアニメ版よりも29分長く、幼い子供には少々長い気もするが、アフリカの壮大な風景や躍動感あふれる動物達の姿には大人も子供も釘付けになることは間違いないだろう。

話題性バツグンの『ライオン・キング』実写版、日本では8月9日に公開される。

画像は『Disney’s The Lion King 2019年2月24日付Instagram「July 19 #TheLionKing」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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