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カンニング竹山が考えた 宮迫・亮・岡本社長会見

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2019年07月24日 11:30  AERA dot.

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写真カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/小原雄輝)
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/小原雄輝)
 反社会的勢力との"闇営業"問題。お笑い芸人の雨上がり決死隊・宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんがそろって会見した2日後、吉本興業・岡本昭彦社は契約解消とした処分を撤回し、復帰を呼びかけた。異例づくしの展開に、同じくお笑い芸人のカンニング竹山さんは「芸能界が変わるチャンス」と訴える。

【写真】笑ってはいけない!藤原副社長も神妙な顔で発言…

*  *  *
 宮迫さんからは20日の会見の前に連絡があって、こういうことになるとは聞いていました。一貫して「俺が悪い」って言っていて、僕が情報番組に出ていてコメントを求められるだろうからって「迷惑かける」と言ってくれていました。

 その後、岡本社長の会見があり、他社の僕がやんや言うことじゃないのですが、一つの企業として客観的に見たら、疑問が残る会見だったなと思いました。所属する芸人が身を挺して立ち上がったことの重大性をわかっていらっしゃるようには見えなかった……。だって芸人それぞれがメディアで自分の考えを言い始めていたし、企業が生まれ変わるチャンスなんですよ。

 日本国民が参院選よりこっちの話題に注目していた理由は、社会問題になっているパワハラが、業界日本一の有名企業で起きていたという告発があったからです。「こんなパワハラあるの!?」って本当のところが知りたかった。

 それに対して、ギャグのつもりだったと説明されても……。パワハラの根源ってそこなんですよ。こっちはそんなつもりじゃないってことが問題で、「冗談だったのよ」では国民が理解するには苦しいんじゃないかな。

 この問題って日大のアメフト問題に似ていて、一つのタックルから始まり、監督の話になり、日大の全体の話に広がった。今回だってそもそもこの問題は直営業で反社会的勢力と知らずにお金をもらってしまったり、もらっていないとウソの報告をしたりというコンプライアンス面の誤りはありましたが、法を犯したわけじゃなかったんですよ。最初に認めて謝罪していたら、ここまで大きくなることもなかったわけです。さらに真実を知りたいって思っていた人たちに、昔と同じというか、何か隠したいものがあるんじゃないかって疑問をもたせてしまったんだと思う。これからあらゆるメディアが裏を探ろうとしますから、危険な種をまいてしまったんじゃないかと心配です。

 実際に、吉本興業さんがNTTと一緒に教育ソフトを開発するプロジェクトで、クールジャパン機構から最大100億円という融資を受けることになっていて、既に22億円が支払われ、それに対して疑問の声も出てきてしまっている。これだって一部は税金ですから、パワハラという疑問が残る企業が教育分野に進出するのがふさわしいのかと思われてしまう。どう変わっていくのか、周りが納得するように示していく責任はあると思うんです。

 個人的には、会社を通さず自分の言葉で伝えるという宮迫さんと亮さんの判断はやっぱり正しかったと思いました。言いにくいことも正直に話していると感じたし、ウソは無かったと思う。それを見て、時代は過渡期だなとも感じました。この問題だけでなく、内部告発が認められる社会って大事だと思うんです。例えば学校で先生に殴られて終わり、部活でコーチの言うことに従って我慢するだけっていうのはもう変えなきゃいけないし、日本の芸能界も変わるチャンスなんだと思う。テレビ局も大手広告会社もタレント自身の意識も含めてね。

 たまたまタイミングが重なったけど、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意したという報道もありましたよね。普通の企業なら辞める、転職するっていう職業選択の自由がるけど、芸能界では所属事務所を変えるのはタブーだったし、それでペナルティーを受ける人もいた。そうすることでタレントを守ったり、業界がスムーズに回っていた面もあったんだろうけど、そろそろ変わらなきゃいけない。それが組織に新しい風を入れるということにもつながりますから。個人的には日本もアメリカみたいにエージェント制に移っていくのかなと思っています。

 宮迫さんの会見で「テレビ局は株主やから大丈夫」と言われたという話も注目されましたが、今回の件とは別にして、株の持ち合いについて僕なりに調べてみて、初めて知ることがいっぱいありました。例えば、株の持ち合いってドイツでは少しあったみたいだけど日本独自のもので、最近はそれを解消して売っちゃうのが大企業のトレンドらしい。株を持ち合うことで株価を底上げするとかメリットはあるらしいけど、景気が悪くなって一つの企業の業績不振が他社にも影響したり、デメリットもあるんですよね。でも報道もやっている放送局は、屈しちゃいけないときもあるわけで、テレビ局と芸能事務所の株の問題をどうするかという課題は残っていると思います。

 詳しい事情も知らずにSNS上で名前も明かさず、雰囲気で叩いていた人たちも、本人が会見したら手のひらを返したように会社側を批判してますよね。それって何も生み出さないやり方ですよ。責任はメディアにもあって、写真週刊誌が2回目に出してきた写真は宮迫さんの説明によるとお願いされて撮っただけのものだったらしいし、誤報と呼べるレベルのものなんじゃないかとさえ思う。報じる側にも見る側にも反省すべきことがあったのではと思いますね。

このニュースに関するつぶやき

  • アレをパワハラだなんだと世間じゃ言われているが、反社と金銭のやり取りをし会社にも世間にも嘘ついて、下手すりゃ会社自体が無くなる可能性すら招いた張本人には優しすぎる対応ちゃうの?「舐めとんかワレ?」
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  • 変わらないといけないのは、宮迫博之と亮の謝罪会見をみて同情的になった視聴者の意識だよ。そんなんだとマジで詐欺師に騙されてしまうよ。
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