ダルビッシュ6回4失点で4勝目ならず　4回に集中打浴び逆転許す

◆ 2試合連続6回無失点と好調も…

　カブスのダルビッシュ有投手が23日（日本時間24日）、敵地でのジャイアンツ戦に先発登板。2登板連続6回無失点と7月に入り好調を維持していたが、この日は6回4失点で4勝目の権利を持たず降板した。

　ダルビッシュは1点先制してもらい1回裏のマウンドへ。一死から2番・ポージーに中前打を許すも、続くサンドバルを遊ゴロ併殺。わずか5球で無失点スタートを切った。2回は先頭の4番・ディカーソンに二塁打を許し、一死三塁から6番・ヤストレムスキーに左犠飛。1−1の同点に追いつかれた。

　再び1点を勝ち越してもらった3回は、3つのアウトをすべて三振で奪い無失点。しかし4回、一死からディカーソンに同点ソロを浴びると、その後、安打と四球で一、二塁のピンチを招き7番・ピラーに痛打。左中間フェンス直撃の2点適時二塁打を許し2−4と逆転された。

　5回、6回は2イニング連続3者凡退で終えたものの、3−4と1点差に詰め寄った7回表に代打を送られ降板。この日は6回77球、6安打6奪三振4失点の内容で、防御率は4.54となった。

　カブスは8回に4−4の同点に追いつき、試合は延長戦へ。13回裏、ジャイアンツのサンドバルがサヨナラ弾を放ち、4−5で敗れたカブスは3連敗となった。