国家破産までのカウントダウンが始まる 『国家が破産する日』ポスター&予告編公開

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2019年07月26日 23:11  リアルサウンド

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『国家が破産する日』(c)2018 ZIP CINEMA, CJ ENM CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

 11月8日公開の映画『国家が破産する日』より、予告編、ポスタービジュアル、場面写真が公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、1997年に多くの自殺者まで出した韓国の通貨危機の裏側を暴き、政府を痛烈に批判する、史実に基づく社会派映画。


 経済が右肩上がりの成長を遂げ、好景気が続くと国民の大多数が信じて疑わなかった1997年、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・ シヒョンは通貨危機を予測。しかし、彼女の報告書を踏まえ、政府がようやく非公開の対策チームを招集したときには、国家破産まで残された時間は7日間しかなかった。対策チームの中でシヒョンはこの事実を国民に知らせるべきと主張するが、「知らせるべきではない」という財務次官と激しく対立する。


 韓国銀行での公務に誇りを持ち、部下からの信望も厚いハン・シヒョンを演じるのは、『10人の泥棒たち』のキム・ヘス。強い決意を胸に、綱渡りのような投資に乗り出し、危機に賭ける青年ユン・ジョンハク役を『バーニング 劇場版』のユ・アイン、工場と家族を守ろうとするガプス役を『シルミド』のホ・ジュノ、シヒョンと対立する財政局次官役を『1987、ある闘いの真実』のチョ・ウジンがそれぞれ演じる。そして、『オーシャンズ13』『ブラック・スワン』などで国際的に活躍しているフランスの俳優で、韓国映画初出演となるヴァンサン・カッセルが、IMF専務理事を演じる。


 公開されたポスタービジュアルは、主要キャスト5人が緊迫感ある表情で、 「その時、政府は何をしたーー」とコピーが添えられている。場面写真では、キム・ヘス、ユ・アイン、ヴァンサン・カッセルの姿が捉えられている。


 公開された予告編は、好景気に沸く1997年の韓国の様子から始まる。そして、それを遮るかのようにハン・シヒョンが「国家破産まで残された時間は7日間です」と召集された経済首席を前に宣言。シヒョンは一刻も早く国民に知らせるべきと主張するが、「知らせるべきではない」と主張する財政局次官と対立する。一方、「国が滅びる事態にでもならなければ儲からない」とこの通貨危機に人生のすべてを賭ける決意の青年ユン・ジュハク。そしてIMF(国際通貨基金)の専務理事が交渉のため、密かに入国する。「IMFに頼るのは間違っています」とシヒョンは反対するが、「この国を変えられる機会だ」とまたもや財務次官と激しく対立。国民も政府への不信感を募らせ、通貨危機が危険水域に達したとき、政府は何も措置をとっていないと国民が騒ぎ出す。(リアルサウンド映画部)


このニュースに関するつぶやき

  • 「IMF 以外には誰も救おうとは思えなかった国」だったことを想いだすべきだなぁ…
    • イイネ!12
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