3歳娘「これは半ズボン」と主張 トイレトレーニング用下着で保育園へ送り出した父親(米)

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2019年07月28日 21:42  Techinsight Japan

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トレーニングパンツで保育園に行った娘(右)とその家族(画像は『Inside Edition 2019年7月23日付「Dad Left in Charge of Morning Routine Accidentally Sends 3-Year-Old Daughter to School Without Pants」(Courtesy of Aliza Friedlander)』のスクリーンショット)
「あれがイヤ。これもイヤ」とイヤの連発だった2歳児から、「私はあれがしたい」「僕はこっちがいい」と自己主張が強くなる“悪魔の3歳児”。米メリーランド州ボルチモア在住のフリードランダーさん夫妻は仕事のかたわら、反抗期を迎えた3歳のブルックリンちゃんと5歳になるリラちゃんの子育てに追われている。一家のある夏の日のエピソードを『Inside Edition』『TODAY』などが伝え、話題になっている。

メリーランド州ボルチモア在住の2児の母アリーザ・フリードランダーさんは今年5月、6年ぶりにパートの仕事を始めた。夫ブラッドさんは早朝出勤が多いため毎朝、娘2人を保育園に送り出すのはアリーザさんの仕事だ。

そんなアリーザさんが仕事にようやく慣れ始めた先月5日のこと、仕事で早朝のイベントを任されたアリーザさんはブラッドさんに娘たちの世話を任せて出勤した。

アリーザさんが“良い父親”と言い切るほど子供好きなブラッドさんは、娘たちにオムレツを作り、ランチをパックし、歯磨きをし、まだピアスの穴を開けたばかりの2人の耳の消毒までするなどまさに完璧に父親の仕事をこなしていた。しかしその朝に限って、ブルックリンちゃんは着替えにやたらと時間がかかった。部屋に鍵をかけて自分のお気に入りの服を選び、やっと部屋から出てきたブルックリンちゃんは、長袖シャツにかなり短めの白いズボンをはいていた。

ブラッドさんはシャツに隠れてよく見えなかったズボンについて尋ねると、ブルックリンちゃんは「これはレーサーパンツ(自転車競技のための半ズボン)なの」と嬉しそうに答えた。特に気にも留めず、ブラッドさんは娘2人を車に乗せて保育園に向かった。

先にリラちゃんと別れたブラッドさんは、ブルックリンちゃんを連れて朝の音楽教室に向かい、そこで待っていた義母アニータ・キングさんに次女を任せた。全てが予定通りに進み、ブラッドさんは仕事に向かった。

一方のアニータさんだが、支度が終わって席についたブルックリンちゃんの後ろ姿を見ているうちに何かがおかしいことに気が付いた。気になって仕方がなく、アニータさんはそばにいた他の子の母親にこう耳打ちした。

「ブルックリンがはいているズボンって、下着よね?」

すると「そうね、あれは間違いなく下着だわ」と冷静な答えが返ってきた。実はこの日、ブルックリンちゃんがはいていたのはトイレトレーニング用の分厚い下着(トレパン)だった。しかもブルックリンちゃんはきちんと普通の下着をはいた上に布のトレパンを重ねばきしており、後ろから見るとトレパンの股の部分が何層にもなっているのがよく分かる。

ハラハラしながらもアニータさんは慌てなかった。音楽教室をそっと出たアニータさんは、リラちゃんから保育園に常備してある半ズボンを借りると、事が大きくならないうちにブルックリンちゃんを着替えさせた。これでトレパン事件は一件落着のはずだった。しかし目ざとい母親はどこにでもいるものである。

その後、仕事中のアリーザさんのもとにママ友からある写真がメッセージ付きで送られてきた。それは白いトレパンをはいたブルックリンちゃんの後ろ姿で、半ズボンではなく下着であることがはっきりと分かるものだった。アリーザさんは一瞬「何てこと!」と思ったものの、そのうち可笑しすぎて笑いが止まらなくなり、ブラッドさんにテキストメッセージを送った。

アリーザさん「今日、彼女を下着姿で学校に送り出したでしょう。」
ブラッドさん「誰だって?」
アリーザさん「ブルックリンよ。」
ブラッドさん「ブルックリンは、あれは半ズボンだって言ってたぞ。」
アリーザさん「あれはトレーニングパンツで、半ズボンじゃないの。下着よ。」
ブラッドさん「そうなんだ。ブルックリンの引き出しにトレーニングパンツを入れないようにしてくれよ。」
「でもまあ、何もはいてないよりはましだろう。」
「あああ、でもそういえば、水着みたいだったなぁ。」

なお、このテキストを含めたやり取りはアリーザさんのInstagramに投稿されており、「可愛いね」「やるね、3歳児」「この写真は子供が大きくなったら見せなくちゃ」「私も同じような経験あるわ」などのコメントが寄せられている。

そして当のブルックリンちゃんだが、後日アリーザさんがトレパンについて尋ねるとケラケラと笑い始めたそうだ。アリーザさんは「ブルックリンはわざとやったわけではないのでしょうが、悪ふざけでやった可能性も大ですね」と確信犯の疑いも捨てきれないことを明かしている。“悪魔の3歳児”はやっぱり可愛くてどこか憎めないのだ。

画像は『Inside Edition 2019年7月23日付「Dad Left in Charge of Morning Routine Accidentally Sends 3-Year-Old Daughter to School Without Pants」(Courtesy of Aliza Friedlander)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

このニュースに関するつぶやき

  • @まだピアスの穴を開けたばかりの2人の耳の消毒・・子供が自分の意志でピアスを開けようと言ったのか? ただのバカ親じゃないのか?
    • イイネ!4
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