西武がサヨナラ勝利で3タテ阻止! 日本ハムの連勝は4でストップ

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2019年07月28日 22:24  ベースボールキング

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◆ 先発・ニールが粘投

 西武が同一カード3連敗を阻止し、首位・ソフトバンクとの5ゲーム差をキープ。敗れた日本ハムとソフトバンクのゲーム差は「1.5」に広がった。

 西武は初回、外崎修汰の安打と盗塁で二死二塁のチャンスを作ると、4番・山川穂高のレフトへのタイムリーヒットで先制する。しかし直後の2回、先発・ニールが日本ハムの8番・清水優心に今季第1号となる逆転2ランを浴びてしまう。

 逆転を許した西武は3回、一死三塁の場面で山川が左翼ポール際に大飛球を放つと、一度はファウルと判定されたものの、リプレー検証の結果、これが第31号逆転2ランに。4回にも死球出塁した金子侑司を一塁に置いて、8番・岡田雅利がバスターエンドラン。打球は三塁線を破り、一塁走者の金子侑が快足を飛ばして一塁から長駆ホームイン。さらに秋山翔吾もレフトにタイムリーを放ち、この回に2点を加えた。
 
 ニールは6回に1点を失い点差を詰められるが、西武はその裏に2点を追加し、7回3失点で6勝目の権利を持ってマウンドを降りた。


◆ 驚異の粘りを見せるも…
 
 しかしここから、“好調”日本ハムが驚異の粘りを見せる。8回に2番手・平井克典から4番・中田翔が一発を放ち3点差に追い上げると、9回にも西武の守護神・増田達至を攻め立てる。一死一二塁の場面から3番・近藤健介が147キロの直球をとらえ、右翼席に同点3ランを叩きこんだ。

 延長にもつれた試合は10回裏、9番木村文紀がこの日4安打目となるヒットで出塁すると、続く秋山の当たりを、日本ハムのショート・中島卓也が後逸。ボールがセンター方向に点々とする間に、スタートを切っていた木村が一塁から一気にホームへ。西武がサヨナラ勝ちを収め、好救援のヒースが今季初勝利を飾った。

 日本ハムは終盤に驚異の追い上げを見せるも、痛い守備のミスもあり、連勝は「4」でストップ。首位・ソフトバンクとのゲーム差は「1.5」に広がった。

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