大谷、今季6度目”猛打賞”で勝利に貢献　12打席ぶりヒットから一気に3安打

○ エンゼルス 6 − 1 タイガース ●
＜現地時間7月30日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスの大谷翔平選手が30日（日本時間31日）、本拠地でのタイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場。第1打席から怒涛の3打席連続安打を放ち、今季6度目となる1試合3安打以上をマークした。

　大谷は初回、一死一塁でタイガースの先発右腕・バーハゲンから中前打を放ち、12打席ぶりとなる安打を記録した。3回の第2打席目は、先頭打者で三塁への内野安打をマーク。今季23度目のマルチ安打を記録し、続くカルフーンの打席では今季9盗塁目となる二盗を決めた。

　2点リードで迎えた5回の第3打席は、一死二塁の好機で痛烈な中前適時打。バーハゲンに対し3打席連続安打をマークし、6月28日（同29日）のアスレチックス戦以来、今季6度目となる1試合3安打以上を記録した。

　5−0となった6回は、二死三塁で救援左腕・ラミレスの前に空振り三振。フルカウントからのチェンジアップにタイミングが合わずバットが空を切った。大谷は4打数3安打1打点、1盗塁1三振の成績。打率は.292となった。

　5年ぶりのポストシーズン進出を目指すエンゼルス、投打が噛み合いタイガースに快勝。今季の通算成績を56勝53敗とし、貯金を再び3とした。