イケアが横浜市やアキュラホームと協業「SDGs ハウス」でサステナブルな生活を提案

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2019年08月01日 16:52  Fashionsnap.com

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SDGs ハウス Image by: FASHIONSNAP.COM
「イケア(IKEA)」が、横浜市、木造住宅メーカーのアキュラホームと協業したSDGsライフデザインプロジェクト「SDGs ハウス」を発表した。「住まいや暮らし」をテーマに、アキュラホームのモデルハウス「キラクノイエ」内にイケアの商品を展示し、SDGsに貢献する住まいや暮らし方を提案する。
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 キラクノイエは、ひき板を繊維方向が直交するよう積層接着することで強靭性を持たせた木質系材料「CLT(Cross Laminated Timber)」を床、壁、天井パネルに使用し、ほぞとボルトで組み立てるジョイント工法を採用したモデルハウス。CLTは断熱性や社熱性、遮音性などの複合的な効果も持ち合わせている。今回公開したモデルハウスの内部では、イケアの「ノルスボリ 2人掛けソファ」(4万4,990円)や「リーサボーテーブル」(1万7,990円)といった家具のほか、引き出し部分などにペットボトルをリサイクルしたプラスチックを使用した「キッチン」(50万8,687円 ※参考価格、アイランドキッチン含む)などを展示。また、原料の一部に地中海から回収したPET樹脂で作った再生ポリエステルを使用して製作した日本未発売コレクション「ムッセルブロマ(MUSSELBLOMMA)」も取り入れられた。モデルハウスは、8月2日から9月30日の期間限定でアキュラホーム 港北展示場で公開される。
 今回のプロジェクトは「環境を軸に、経済や文化・芸術による新たな価値・賑わいを創出し続ける都市の実現」をヴィジョンに掲げる横浜市が企業と連携し、市民にSDGsへの理解、行動実践を促すことで「SDGs未来都市・横浜」の実現を図る中間支援組織「ヨコハマSDGsデザインセンター」の取り組みの一環として企画。イケアのカントリーマーケティングマネージャーのアンナ・オーリン氏は、「環境に対する意識は広がっていますが、実際に何をすればサステナブルな取り組みに貢献できるのかわからないという声をよく聞きます。でも難しいことではなく、自分たちの身近にある小さなことを変えることそのものがSDGs活動なのです。今回のプロジェクトで、生活の中にあるSDGsに気付いてもらえれば嬉しいです」とコメントした。
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