瀬戸康史と岸井ゆきの『まんぷく』夫婦が再び 『ルパンの娘』強烈キャラのオンパレード

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2019年08月02日 06:11  リアルサウンド

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『ルパンの娘』(c)フジテレビ

 『ルパンの娘』(フジテレビ系)第4話では、華(深田恭子)がついに泥棒スーツを着た姿を恋人の和馬(瀬戸康史)に見られてしまった。


【写真】復讐に走った木口(山崎静代)


 冒頭、和馬は、父からの勧めでお見合いをさせられることになる。華を大切に思う和馬は、見合い相手のエミリ(岸井ゆきの)に申し込まれた交際を断った。しかしエミリとお見合いをしたことを円城寺(大貫勇輔)に嗅ぎつけられる。華は円城寺に連れられ喫茶店に向かうと、和馬とエミリが会っているところを目撃する。和馬にその気はないものの、お見合いのことを華に隠し続けていたため、二人の信頼関係は少し不安定に。


 一方で三雲家はロマンス国際詐欺の犯人の家にある金塊を狙う。華は、偶然図書館で出会った木口智子(山崎静代)がその被害者であると知り、犯人に制裁を下すべく家族と共に盗みに入った。華は男にウソをつかれた木口に自分を重ね合わせて、一度は足を洗うと言った泥棒家業に手を出してしまうのであった。そこで現場に駆けつけた和馬に姿を見られてしまう。


 第4話では南海キャンディーズのしずちゃんがゲスト俳優として出演し、国際ロマンス詐欺の被害者で、未婚の女性を演じた。本気で恋をしていた木口だが、その恋が嘘だと知り、さらに多額のお金まで盗られてしまい、怨恨から詐欺師を刺殺しようとするのであった。恋を失った女性が本気で悲しみ、本気で恨む姿を熱演する様はかなりセンセーショナルである。相方の山里亮太が結婚で幸せいっぱいの中、しずちゃんはドラマの中で結婚に失敗する役というギャップのある姿を見せた。


 さらに今回から和馬の見合い相手として岸井ゆきのが演じるエミリが登場している。五七五でしか本音を話せないエミリは、和馬に俳句の読み合いを迫るという個性的な役で、ファッションもややクラシカルである。警察一家のご令嬢で引っ込み思案、和馬が顔を見ると「見ないでください!」と声をあげるほどの照れ屋だ。強烈なキャラクターを演じたのは連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)で瀬戸と夫婦役を演じた岸井。独特な役を見事に演じきり、出演シーンはそれほど長くないものの、かなりのインパクトを残した。


 二人の女優によって彩られた4話だが、華と和馬の関係にも変化が訪れる。ついに、華がLの一族であるとバレてしまうシーンがあった。カーテン越しに、コスチュームとマスクをつけた女性を、和馬は「華」と呼ぶ。次回はコスチューム姿の華と和馬が対峙するシーンが予告で放映されている。さらに第5話では『ルパンの娘』の後に放送されている『アウト×デラックス』から山下恵司の出演が発表された。人気バラエティ番組とのコラボで、どんな化学反応を見せるのか、楽しみだ。


(Nana Numoto)


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