Hey! Say! JUMP 山田&伊野尾、八乙女&薮、知念&有岡、中島&高木…高まるユニット曲への期待

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2019年08月02日 10:21  リアルサウンド

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Hey! Say! JUMP

 この夏、Hey! Say! JUMPが快走を見せている。最新ライブDVD&Blu-rayディスク『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE』が、オリコン週間DVDランキング、Blu-rayディスクランキングで初登場1位を獲得。音楽作品のDVDとBlu-rayディスクを合計した、ミュージックDVD・Blu-rayディスクランキングでも1位を獲得。自身初の映像3部門同時1位を記録した。


(参考:ドラクエ新作『ドラゴンクエストウォーク』、海外では『ポケモンGO』と比較した辛口な意見も) 


 さらに、山田涼介が主演を務める金曜ナイトドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)。7月26日に初回が放送されるやいなや、Twitterでトレンドワード1位を獲得。世界でも5位にランクインするほどの話題に。山田が演じるのは、1週間だけ地上で暮らせるセミという変わった役どころ。


 命を助けてくれたアラサー女性の由香(木南晴夏)に人間の姿で現れるのだが、できる限りの恩返しをしようとする健気な想いと、“セミ王子“と呼ぶにふさわしいジェントルマンな言動、そしてなんでも新鮮に感じてしまうウブなリアクションが、山田ファンの心を撃ち抜きまくる。虫が苦手な視聴者への配慮もパーフェクトで、“金曜の夜に1週間の疲れを癒やすにはもってこいのドラマ“と、注目を集めているのだ。


 そんな本作をHey! Say! JUMPが歌う主題歌「ファンファーレ!」が盛り上げる。8月21日に発売されるのだが、それもただでは終わらないのがHey! Say! JUMP。シングルでは初の試みとなる、メンバー8人が2人×4組によるユニット曲を収録(初回限定盤1・2)しているのだ。


 プライベートでもお互いの家に遊びに行ったり、誕生日会を開いたりと、仲良しエピソードのつきないHey! Say! JUMP。どのユニット分けになっても微笑ましい限りだが、組み合わせによっては普段とは異なる魅力が引き出される点も、Hey! Say! JUMPファンを魅了してやまないポイント。


 先日、満を持して発表されたユニット分けと曲名は、以下の通り。初回限定盤1には、知念侑李+有岡大貴「Mystery O」、中島裕翔+高木雄也「トレンディーラブ #REIWA」。初回限定盤2には、山田涼介+伊野尾慧「Napa Napa」、八乙女光+薮宏太「Go Fighter」が収録される。それぞれのユニットの特徴を、かいつまんで考察すると……。


 小動物のような潤んだ瞳でメンバーもメロメロにしてきた知念+何歳になっても元気いっぱいの少年感がチャームポイントの有岡は、並んで立っただけでも「かわいい」の声が聞こえてきそうなユニット。だが、ふたりの魅力は「かわいい」だけではない。知念には天才的な身体能力があり鳥肌もののダンスを凛々しく披露し、有岡は音楽に関しては並々ならぬこだわりがあり作詞曲「RELOAD」に代表されるように“ここぞ“というときにガッツリと女心をさらっていく男前な一面も。まさに「能ある鷹は爪を隠す」コンビが、どんな才能を開花させるのか楽しみでならない。


 ドラマ『水球ヤンキース』でも共演したことのある中島+高木は、長身でシュッとした雰囲気、家族好きで、グループに対してもアツい想いを持っていて……と、何かと似ているコンビ。ふだんは周囲の空気を読んで慎重に行動していくタイプのふたりだが、大人っぽく見えて、海を前にするとついついハシャいでしまうという、実は子どもっぽいところもあるのも愛らしい共通点だ。「トレンディーラブ #REIWA」と、今回発表された中では、いちばん遊び心が見える楽曲タイトルに、もしやふたりが弾ける姿が見られるのかもしれないと、胸が躍る。


 山田+伊野尾の組み合わせは、ストイックな山田に対して、テキトー王子の異名を持つ伊野尾と、正反対な性格が大きな特徴。責任感の強い山田が、伊野尾のフワフワ発言に翻弄される姿は、さながらワガママ彼女に振り回されるマジメな彼氏のよう。一方で、伊野尾の肩肘張らないスタンスが、山田の心を緩める場面も。雑誌の撮影などでは、無邪気に伊野尾の背中におぶさる姿が披露されたこともあるほど。きっとユニット曲でも、伊野尾のリードによって山田のやさしい笑顔が引き出されるのではないだろうか。


 八乙女+薮は、ジャニーズJr.時代から苦楽を共にしてきた最強コンビ。Hey! Say! JUMPが結成された当初から、代表して叱られたり、コンサートのMCなど難しい場面を任されてきた。メンバーにとって父と母のような役目を担ってきたふたりだ。厳しく叱咤激励する八乙女と、ふにゃっとした笑顔で中和してきた薮。長年連れ添った夫婦にも近い絆を持つふたりが、今このタイミングで「Go Fighter」というチャレンジングなタイトルの楽曲を担当しているのが興味深い。長年のキャリアを踏まえた上での挑戦作となるのか、期待が高まる。


 なんと、初回限定盤2のDVDには、それぞれのユニットがセルフプロデュースした模様も収められているというから必見だ。きっと、この試みでお互いの良さを再確認し、グループの絆がより一層深まったに違いない。さらに、2019年から2020年へとまたぐ、大阪・名古屋・東京・福岡での4大ドームツアー決定も発表され、ますます勢いづくHey! Say! JUMP。暑い日々が続くが、彼らの活躍を励みに夏を楽しもうではないか。(佐藤結衣)


※※高木雄也の「高」ははしご高が正式表記


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