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レディオヘッド、全世界で議論を呼んだリリース方法とは?

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2019年08月02日 11:50  J-WAVE NEWS

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J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は常に実験的な音楽を作り続けるレディオヘッドを特集した。

特集の3日目となる7月31日(水)のオンエアでは、2007年の7枚目のアルバム『In Rainbows』から2016年の9枚目のアルバム『A Moon Shaped Pool』までを振り返った。


■音楽だけではなく販売方法も画期的

ロック、エレクトロサウンド、ジャズや現代音楽まで実験的な音楽を、さまざまな楽器を使って生演奏をするようになったレディオヘッド。6枚目のアルバム『Hail To The Thief』から4年後、2007年に7枚目のアルバム『In Rainbows』をリリースする。

長年取り組んできたロックとロック以外の音楽の融合。このアルバムでレディオヘッドはその最終到着点を発見する。『In Rainbows』は公式ホームページ上でもダウンロード販売され、アルバムの購入価格をリスナーが自由に設定できる画期的なシステムを導入。このリリース方法は全世界で論議を呼ぶことになった。

メンバーがこの方法でリリースした理由は、全ての音楽の価値が一律であることへ疑問を抱いたから。加えて、毎回のようにアルバムが発売前にインターネット上で世界中に違法リークされてしまうため、「どうせやられるなら、こっちからやってやろう」「他人に作品を預ける期間を極力減らして手早くやろう」と考えたからだ。そして、一般リスナーがメディアと同時に同じ方法でアルバムを手にすれば、音楽評論家やメディアからの評価など先入観を受けずに自らの耳で判断できるからだという。

そんななか、レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは、Flying Lotusの作品への客演やRed Hot Chili Peppersのフリーなどと組んだ「Atoms For Peace」名義での活動、映画『ノルウェイの森』の音楽を担当するなど、レディオヘッド以外の活動も盛んに行っていった。


■2016年のサマソニでは名曲『Creep』を披露

『In Rainbows』から4年後の2011年、8枚目のアルバム『The King of Limbs』を完成させたレディオヘッド。2016年には9枚目のアルバム『A Moon Shaped Pool』をリリース。4枚目のアルバム『Kid A』以降、レディオヘッドの宿命となっている進化論、「ギター・脱ギター」の議論に影響されず、本来あるべき人間性を取り戻しエモーショナルなアルバムとなったが、変拍子、不協和音、ノイズ、難解なメロディーなどは顕在だった。

あっこゴリラ:レディオヘッドは実験的な音楽という先入観があって、私は音の好き嫌いが激しいけど、苦手な音色もリズムパターンも何もなくて、ひたすら好きな方向に攻めてくれるから、大好きな音楽だと気付きました。

『A Moon Shaped Pool』をリリースした2016年、レディオヘッドは音楽フェス「SUMMER SONIC 2016」に出演し、長い間封印していた名曲『Creep』を披露。観客がこの曲ばかりを求めてライブに来ることを理由に、1998年以降ライブで披露されることが少なくなっていた。その『Creep』が日本で13年ぶりに披露され、観客は泣きながら大合唱。そして、この年のツアーでは世界各地で『Creep』が演奏され、バンドは長年の『Creep』の呪縛からもついに解放された。

特集最後では、トム・ヨークも出演した「FUJI ROCK FESTIVAL '19」の会場で訊いた「レディオヘッドと言えばこの1曲」を紹介する。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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