改修計画進行中の『メットライフドームエリア』に新たな座席が誕生!2020シーズンから稼働へ

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2019年08月05日 07:43  ベースボールキング

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2020 シーズンの稼働エリア(俯瞰図)茶=バックネット裏エリア、水色=内野エリア、緑=外周エリア
メットライフドームエリアの改修を進めている西武が、2020シーズンから新たに稼働するエリア・シートを発表した。西武は、2019、2020シーズンオフの二期に分けて観客席の改修を進めている。

 2020シーズンから生まれ変わるエリアは、内野、外周、バックネット裏の3つのエリアで、各エリアとも新シートを導入。今回の観客席改修においては、多様化する観戦スタイルに対応する新しい価値の提供と、長時間の野球観戦でも快適に観戦できることをテーマに設計されたという。

 また、これまでの座席エリア・区分は、今回の改修により刷新され、新たなエリア・区分として設定される。各シートの価格については未定で、決定し次第発表するとのこと。


【1】内野エリア(一部除く)

(1)内野指定席SS、内野指定席S、内野指定席A、内野指定席B、内野指定席C、ブルペンサイドシート(合計1万6548席)が全座席クッション付きシートにリニューアル
西武ライオンズ球場完成時に日本初導入したMLB(メジャーリーグベースボール)で導入されているAMERICAN SEATING(現IRWIN)社製のシートを今回も継続。通路側のシートには、現在のシートと同様に「レオマーク」を施し、歴史を継承。厚さ80mmのクッションを全席に採用し、長時間の観戦でも快適に。


(2)グループで楽しめる「パノラマウッド4」(定員:4名まで、22ブロック、合計88席)を新設
「パノラマウッド4」は、ウッドデッキとベンチが一体となったデザインで、球場全体を見渡しながら、家族や友人と野球観戦を楽しめるグループシート。ブロックによってはシート上部に広いスペースがあり、胡坐をかいて座ったり、荷物を置いたり自由なスタイルで利用できるとのこと。


【2】外周エリア(計257席)
▼ 一人でもカジュアルに観戦できる「ステンレスカウンター」(立見、定員:1名、合計257席)を新設
球場が見渡せるロケーションを活かし、外周エリアにカウンター付立見席を新設。フードやドリンクを置くことができるカウンターを新たに設け、立見席としての利便性向上へ。外周売店などの周辺施設へのアクセスも良く、自由にカジュアルに観戦することができる。


【3】バックネット裏エリア(計1426席)に最上級の観戦体験を味わえる「プレミアムシートS」など3席種を新設
▼ 試合の緊張感と迫力を最上級の空間で体感できるバックネット裏エリアに、プレミアムな観戦体験を味わえるラグジュアリーなシートの「プレミアムシートS」「プレミアムシートA」「ネット裏エグゼクティブシート」の3席種が新設される。
全席をブラックで統一し、蒸れにくい高い透湿性と本革に近い質感をあわせ持つ、高品質な新素材の合成皮革が採用されている。

(1)バックネット裏エリアでもっともグラウンドに近い「プレミアムシートS」(計192席)

バックネット裏最前列エリアに新設します。バックネット裏エリアではもっともグラウンドに近い場所で緊張感と迫力を体感していただけます。
QUINETTE GALLEY(キネット・ギャレイ)社製(※1)のシートをNPB球団として初めて採用。長時間座っていても疲れにくい劇場用のシートに、ミニテーブルと荷物収納スペースも完備し、これまでにないゆったりとくつろいだ観戦が可能に。2021シーズンから、スタンド下の空間に完成する「プレミアムラウンジ」も利用できる。
(※1)フランスに拠点を置く、オペラ座をはじめ世界中の劇場で実績のあるシートメーカー

(2)2,3,4人掛けの「プレミアムシートA」(計838席)

上記プレミアムシートSと同様に、QUINETTE GALLEY(キネット・ギャレイ)社製のシートを採用。バックネット裏中段エリアの広範囲に設置し、2,3,4人掛けのシートをそれぞれ用意。座席間にある可動肘を跳ね上げると、より広いスペースを確保することができる。2021シーズンから、スタンド下の空間に完成する「プレミアムラウンジ」を利用できる。

(3)最高レベルの座り心地を実現させた「ネット裏エグゼクティブシート」(計400席)

上記プレミアムシートA上段席の両サイドに設置。臨場感と共に、ダグアウトの雰囲気も垣間見ることができる。シートは、モールドウレタンを採用し、ホールド感と快適性を両立した特別仕様のプレミアムシート。シングルシートとして最高レベルの座り心地を実現させたという。
※バックネット裏BOXシート後列(中通路より上段)は、2020シーズンでのシート仕様変更はない。
※内野、外周、バックネット裏エリアの座席の数はいずれも完成時点に変更となる場合がある。


▼ 井上純一事業部長
ここ4年間メットライフドームの観客動員数が順調に推移しており大変ありがたく思っております。一方でスタジアム内の座席についてさまざまなご意見をいただいており、観戦環境のストレスを少なくするスタジアムを目指したいという想いが強くありました。
今回のシート改修では、多くのお客さまの声を参考に、バックネット裏エリアの高額席はよりラグジュアリーな環境を提供し、内野エリアのグループ席はスタジアムならではの臨場感や応援の一体感を肌で感じられるように、外周エリアは、さらに大きな声を出して応援したくなるような空間を検討させていただきました。
この改修をきっかけに、またひとりでも多くのお客さまに足を運んでいただき、埼玉西武ライオンズのファンになっていただければうれしいです

▼ 辻󠄀発彦監督
いつもご声援いただきありがとうございます。
2020シーズンからメットライフドームに、より楽しく、快適にご観戦いただけるシートが整うとのことで、私も大変うれしく思います。
内野席はクッションシートにリニューアルするとのことなので、老若男女問わずリラックスしてご観戦いただけるのではないかと期待しています。
感動や熱狂の瞬間をぜひ、新しいシートで味わっていただきこれまで以上に大きな声援をいただけるとうれしいです。少し気は早いですが、新しいメットライフドームを楽しみにしていてください。

このニュースに関するつぶやき

  • 座席より先にする事有るんじゃないの?完全ドーム化とか。サウナドームをなんとかしてや。
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