履正社が大会タイ記録の1試合5発で勝利!星稜・奥川は圧巻の9回3安打完封<大会2日目>

2

2019年08月07日 18:00  ベースボールキング

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

夏の甲子園2019・2日目の結果
◆ “高校ビッグ4”最後の砦が魅せた!

 6日(火)に開幕した「第101回全国高等学校野球選手権大会」は大会2日目。7日は1回戦の4試合が行われ、履正社(大阪)・津田学園(三重)・星稜(石川)・立命館宇治(京都)の4チームが初戦を突破した。

 第1試合は履正社の強力打線が爆発。霞ケ浦の注目右腕・鈴木寛人から3回までに7点を奪ってKOすると、その後も攻めの手を緩めず、打ちも打ったり17安打・11得点をマーク。主砲の井上広大が挨拶代わりの高校通算47号弾を叩き込めば、1番に入った桃谷惟吹は先頭打者弾を含む1試合2発と、大会記録に並ぶ1試合5発を放って粘る霞ケ浦を振り切った。


 第2試合は津田学園の注目右腕・前佑囲斗(まえ・ゆいと)が160球の熱投で1失点の完投勝利。被安打7に与四死は2と走者を背負う展開も要所を締め、11奪三振の力投で最少失点にしのいだ。また、2回には自らのバットで先制点を叩き出すなど、9番打者ながらバットでも活躍。チームを勝利に導いている。


 第3試合では、今大会注目度No.1のエース・奥川恭伸擁する星稜が旭川大に1−0で勝利。奥川は9回を94球で投げ切る省エネ投球で圧巻の3安打完封勝利。最速153キロの速球と鋭いスライダーのコンビネーションで凡打の山を築き、そのレベルの高さを存分に見せつけた。


 そして、最後の第4試合は立命館宇治が接戦を制す。7回裏に相手の失策で挙げた1点を守り切り、37年ぶり3度目の出場にして悲願の甲子園初勝利を掴んだ。


◆ 第101回 高校野球選手権大会・2日目結果

【第1試合】
▼ 履正社(大阪) 11 − 6 霞ケ浦(茨城)
履|223 011 011|11
霞|001 004 010|6
<継投>
履:清水(5.0回)、岩崎(4回)
霞:鈴木(2.1回)、山本(6.2回)
<本塁打>
履:桃谷(1回ソロ)、井上(1回ソロ)、野上(3回2ラン)、西川(5回ソロ)、桃谷(9回ソロ)
霞:天野(3回ソロ)


【第2試合】
▼ 静岡(静岡) 1 − 3 津田学園(三重)
津|021 000 000|3
静|000 000 010|1
<継投>
静:松下(3回)、松本(6回)
津:前(9回)
<本塁打>
なし


【第3試合】
▼ 星稜(石川) 1 − 0 旭川大(北北海道)
星|010 000 000|1
旭|000 000 000|0
<継投>
星:奥川(9回)
旭:能登(9回)
<本塁打>
なし


【第4試合】
▼ 秋田中央(秋田) 0 − 1 立命館宇治(京都)
秋|000 000 000|0
立|000 000 10X|1
<継投>
秋:松平(7.0回)、目黒(1回)
立:高木(9回)
<本塁打>
なし

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定