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「ロフト付き・メゾネット・管理人常駐」この中で“不要”な条件は?【アラサー女、理想の賃貸物件を探す】

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2019年08月10日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

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 「引っ越しシーズン」といえば、新生活がスタートする春先を連想しがちだが、実はこれから“狙い目”な時期がやってくる。8〜9月は転勤シーズンのため物件に空きが生まれ、10〜12月中旬までは引っ越し業者が「閑散期」のため、費用が安く済むのだ。最適なタイミングで引っ越しをするには、まさに今から部屋を探すべき! とはいえ、不動産サイトをのぞいても、素人目では“いい物件”の判断がつかない……。そこで、住居・防犯・風水のプロが「アラサー女性ひとり暮らし」に最適な部屋をジャッジ。“物件三銃士”が認める理想の住みかは見つかるのか――!?

■今回のポイント:「ロフト」って本当に必要? 「メゾネット物件」「敷金・礼金」のマメ知識

<物件の場所>

・都心から電車で30分離れた駅にあり、物件は最寄り駅から徒歩10分
・周辺は一軒家・アパートが立ち並ぶ住宅街
・坂の途中、道沿い
・徒歩5分程度の場所に小学校あり

<詳細情報>

敷金/礼金どちらも1カ月分、木造、2階建/2階(8戸)、横並び4戸の真ん中、管理人常駐(1階に住んでいる)、防犯カメラなし、ペット可、オートロックなし、インターフォンあり(モニターなし)、宅配ボックスなし、ゴミ出し曜日指定、都市ガス、階段あり、エレベーターなし

 部屋を探していると、どんな地域・条件でも出てくるのが「ロフト付き物件」。収納スペースとしても、寝室としても使えて、すごく便利に見えます。でも、実際には物を上げ下げするのが大変そうだし、淀んだ空気も溜まりそう……。この物件は、クローゼットに十分な大きさがあるし、約6帖とそこまで狭くない。ロフトって、本当に必要でしょうか? また、メゾネットタイプの物件なので、防犯・騒音が気になります。都心部から離れていることもあって、家賃が安く魅力的だったのですが、この部屋ってぶっちゃけどうですか?

「住居のプロ」福岡由美氏の評価 ★☆☆☆☆

 管理人さんが常駐してくれている点はとても心強いのですが、オートロック無し、防犯カメラなし、宅配ボックスなしというのは減点要素。女性は家賃よりも防犯を優先した方がよいでしょう。

 ロフト付き物件というのは、賃貸住宅業界でも一定の人気がありますが、実際に暮らしはじめてみると「最初は喜んでロフトを使っていたのに、しばらくしたら昇り降りが面倒で物置きになった」というのはよくある話。また、ロフトがあると天井高が高くなる分、冷暖房の効きが悪くなり、仮に毎月の家賃が相場より安かったとしても、月々の光熱費が高くなるケースがあるため、注意した方がよいでしょう。

 お金の話でいうと、この物件は敷金・礼金をそれぞれ1カ月分支払う必要がありますね。この「敷金・礼金」というのは、賃貸住宅業界の古い慣習で、江戸時代の婚姻システムが由来している説が有力とか。その内容や相場は地域によって異なり、関東地方では「敷金=修繕費(預け金)」「礼金=大家さんへの謝礼金」を意味します。一方、西日本の一部地域では「保証金・敷引き」と呼ばれる制度があり、「保証金」の中から原状回復費用として「敷引き」が差し引かれ、「敷金」と違って差額返金されません。

 しかし、最近はこうした古い慣習を見直す大家さんが増え、「敷金・礼金ゼロ」を謳う物件も増加しつつあります。一見するとお得なように感じますが、安心してはダメ。室内をキレイに使わないと、退去時に数万円から数十万円の原状回復費用を請求されることがあります。タバコを吸う人、アロマを焚く人、ペットを飼う人などは特に気をつけてください。また「敷金・礼金ゼロ」の物件は、「人気がないから初期費用をサービスしている」という場合も多々あります。「なぜ敷金・礼金がゼロなのか?」を冷静に見極めた上で契約を検討しましょう。

 また、「木造」という点に不安を感じる方も多いかもしれませんが、築年数や工法によって建物強度は異なりますから、一概に「鉄筋のほうがおすすめ」とは言いにくいです。とはいえ、耐震・耐火などの防災性や遮音性能を考える上では、やはり鉄筋の建物に軍配が上がります。ちなみに、火災保険料も木造より鉄筋の方が安く抑えられる傾向があります。

■福岡由美(ふくおか・ゆみ)
ライターエージェント、ヒューズ・エンタープライズ代表取締役。住宅ライター・住宅ローンアドバイザー・FP技能士・ ラジオ構成作家。大手生命保険会社で事務職に従事した後、 ラジオレポーターに転身し名古屋・ 東京の放送局で中継レポーターとして活躍。その後、 間取り好きが高じて住宅ライターとしての活動をスタート。 現在は東京・ 名古屋を拠点に全国で取材を行いながら住宅情報ウェブサイト等で コラム・レポートを執筆中。20年超の取材経験を生かし『女性のためのマンション購入セミナー』や『失敗しない家づくりセミナー』などの講師も務めている。
中日新聞「オピ・リーナ」ブログ『なごやのねたや福岡由美の名古屋ネタ帳

 外から廊下や玄関が見えないマンションやアパートも多いですが、メゾネットは構造上、玄関が通りに面したところに並ぶ場合が多いです。玄関周りが人目につきやすく、不審者が身を潜められなかったり、死角ができにくい点は防犯上のメリットですね。また、この物件は生活スペースが2階になっています。玄関は1階にあっても、覗かれたり侵入されたりする危険は減り、安心感があります。

 ただ、坂の途中に位置しているため、住居は2階でも、外から見ると道路と近い高さになっている場合があります。外から侵入しやすかったり、バルコニーに干した洗濯物に手が届いてしまうといった可能性があり、心配です。バルコニーの周辺がどのようになっているか、よく確認しておく必要があります。

 インターフォンにモニターがついていないのは、女性の一人暮らしの防犯としてはマイナスです。特にメゾネットだと、2階から1階まで降りて、玄関まで出てからでないと相手を確認できませんよね。階段を降りてしまうと気配も伝わるため、居留守も使いにくく、不安があります。ただし、管理人常駐というのは高ポイント。不審者の侵入を未然に防いだり、住人同士のトラブルも避けやすくなります。しかも、その物件に住んでいるのであれば、万が一夜間や休日にトラブルがあったときにも連絡が取りやすいというメリットがあります。

 また、小学校が近くにある住宅街に位置しているため、ファミリー層も多く住んでいる地域と考えられます。シングル世帯と比べて、ファミリー層は地域や学校のつながりも多く、近所づきあいも増えるでしょう。顔見知りが多い地域は不審者が入り込みにくく、自然と防犯意識が高まる傾向にあります。一人暮らしの場合は地域とのつながりを無理に持とうとする必要はありませんが、よく顔を合わせる近隣の人には笑顔であいさつをするなど、気持ちのいいつきあいを心がけましょう。

■河野真希(かわの・まき)
一人暮らしアドバイザー。自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、2001年からWebを中心に各種メディアで暮らしに関する情報を発信。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な、自分らしい暮らしづくりを応援している。また、2016年4月より『料理教室つづくらす食堂』を主宰している。

 ロフト自体、もともと人が“寝室”として使う場所ではなく、あくまで“荷物をしまう場所”だと考えてください。人間は、寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくと言われていますが、風水的に「良い家」というのは、第一に「湿気が少ない家」です。邪気は湿気を好むことから、いかにうまく除湿できるかがポイントになってきます。また、寝ている間は「天からの気」を受ける時間と言われていますが、そんな大事な時間に、天井が低い場所で圧迫を感じながら眠るというのも、あまりおすすめできません。この2点を考えてみても、ロフトを寝室にするのはNGと言えます。

 では“収納スペース”として使えばよいかと言うと、そうでもありません。ロフトには「使わないもの」を置く可能性が高いと思われますが、気を循環させるためには、こまめな掃除が必要です。これは単に「きれいな場所で生活をすると気持ちがいいから」ということだけでなく、掃除中に家具や家電に触れることで、自分の気が物に入り、循環していくのです。きちんとロフトの掃除ができて、毎日使うものばかり置いてあるというのであれば、収納として利用しても良いですが……。ロフトがある部屋は、風水の視点からは特別おすすめしません。

 また、この物件はメゾネットタイプになっており、玄関を入ってすぐの場所に階段が設置されています。玄関は“運気の入り口”と言われていて、ここから気が入って、家の中を循環していきます。そんな場所にいきなり階段があると、良い気が乱れてしまいます。 坂の途中にある家も、風水的にはNGです。平坦な土地に比べて偏りがあり、バランスが取れていないですから、「安定感がない=不安を招きやすい」場所となります。上り坂・下り坂というように、運気の浮き沈みも激しい場所です。

 この物件の良いところは、トイレに窓があるところ。トイレは、家の中でも最も“陰の気”が強いところです。窓があることで換気がスムーズにでき、気が循環しやすくなりますし、明るさも取れます。トイレに窓がある物件自体が少ないので、これは高ポイントとなります。

■生田目浩美。(なまため・ひろみ)
1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授する。

■物件三銃士の総合評価 6点/15点

次回は……話題の「極狭物件」って、本当に住みやすいの? 風水的に“問題外”なヤバい間取りが登場!

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