鹿児島県民から群馬県民へ 火山灰が降った時の注意事項に「鹿児島あるある」

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2019年08月10日 07:01  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

鹿児島県民から群馬県民へ 火山灰が降った時の注意事項に「鹿児島あるある」

 先日、浅間山が約4年ぶりに噴火、大きな被害の情報はないものの、降灰が確認されました。そんな中、鹿児島県民から降灰のあった群馬県民に向けて発したツイートが、「鹿児島あるある」と盛り上がりを見せています。


【さらに詳しい元の記事はこちら】


 「群馬県民〜〜〜!!浅間山の火山灰が車に積もってるからってワイパーで擦るんじゃないぞ!!フロントガラス傷だらけになるぞ!!乾いたタオルで叩き落としてから洗うんだぞ!!鹿児島県民は車にタオル常備してるぞ!!!最初からワイパーを!!!使うんじゃ!!!ないぞ!!!!鹿児島県民より」と、つぶやいたのは桜島の火山灰でもはや降灰が当たり前になっている鹿児島県に住む日向夏さん。


 火山灰はガラス質の細かいザラザラした粒子。角が立っている上に硬いので、うっかりワイパーを動かしてしまうと、フロントガラスをやすりでこする様な感じになってしまい、ほぼ全面に細かい傷がついてしまいます。そのため、まずタオルや羽ぼうきでフロントガラスに落ちた灰をはたき落とし、ワイパー自体に付いた灰も落としてから車を動かしているのだそう。



 補足として、「ご自宅の駐車場で水道が近くにあるならホースやバケツ等の大量の水で流しちゃうのが一番良いです。タオルではたき落とすというのはあくまでも出先や賃貸、水道のない駐車場とかでの対応で、一番言いたかったのはいきなりワイパーしないって事です」と、大量の水で洗い流すのが一番確実であることも続くツイートで説明されています。



 このツイートに反応した鹿児島県民、「猫を外に出すと灰まみれで帰ってくる」「コンタクトレンズと眼球の間に灰が入ってキズついて目が大変なとこになるのでメガネ生活」「洗車するときに限って桜島が噴火・スライドドアの上レールに灰が溜まる」「降灰が薄く積もったボンネットの上にどこかの子にドラえもんを落書きされた(傷がその形に付いてしまう……)」「洗濯屋外に干すと洗濯物が灰でジャリジャリに」などなど、火山灰とともに暮らす鹿児島あるあるが続々。降灰が多いので、日傘と眼鏡の使用率も高い様です。


 弊社編集部は南九州出身者の比率が高いため、今回のツイートに関しては「常識」の範疇だった様子。また、西寄りの風が吹くと、桜島の火山灰は宮崎にも到達するということを知って驚きました。車が火山灰で汚れたら、大量の水で洗い流すのが一番で、逆にほっておくと固まったりして厄介な存在なんだそうです。


 今後の降灰の状況によっては、しばらくは群馬県民の皆さんは油断できない生活となりそうです。また、降灰のある地域に出かける時には、愛車を灰の傷から守れるように、このことを覚えておくと安心です。


 活火山は少なくなったとはいえ、未だ噴火を続けている桜島や、数年に一度くらいで噴火する御岳山や浅間山など、油断できない活火山もいくつかあります。鹿児島レベルで慣れている人の方が少ないので、突然の事態に備えてこういった知識を持っておくのは良いかもしれませんね。


<記事化協力>
日向夏さん(@2525222828)


(梓川みいな)


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  • 鹿児島県の皆様の、あた「たかさ気(群馬県高崎)」になり、すっ「きりしま(鹿児島県霧島)」した�Ԥ��Ԥ��ʿ�������( ・ω・)�Ԥ��Ԥ��ʿ�������
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