バリーが山の廃棄物を回収する新プロジェクトを始動、活動を支援するカプセルコレクションを限定販売

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2019年08月10日 15:12  Fashionsnap.com

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「バリー(BALLY)」が、世界最高峰の山とその周辺地域社会の環境を保全するために長期的に取り組む「Peak Outlookプロジェクト」を始動したと発表した。
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 同プロジェクトは、人体を維持するために必要な酸素量が4分の1しかない"デスゾーン"と呼ばれる高度8,000m以上のエリアで廃棄物を除去するクリーンアップミッション。初回は、1947年にエベレスト登頂に挑戦したスイスの探検隊にバリーが特製のラバーソールシューズを提供し、1953年にはエドモンド・ヒラリーとともにエベレスト初登頂の偉業を達成したテンジン・ノルゲイ氏がバリーのトナカイブーツを着用するなど、ブランドとの結びつきが深いエベレストで行った。チームにはノルゲイ氏の息子であるジャムリン・テンジン・ノルゲイ氏ら経験豊富な登山家とガイドで構成され、4月から5月にかけて清掃活動を実施。廃棄物総量1tを回収した。その半分以上はデスゾーンで除去されたものだったという。また、クライミングシーズン終了時にベースキャンプに戻ってきたクルーが追加で1tを回収した。
 プロジェクトの立ち上げを記念し、バリーはカプセルコレクションを製作。グローバルオーガニックテキスタイル基準の認定を受けたコットン素材を使用し、「No Mountain High Enough」というスローガンをデザインしたTシャツを第1弾商品としてラインナップし、オンラインストアと銀座店限定で8月25日に発売する。価格は税別1万5,000円。オンラインストアでは8月10日から予約を受け付ける。なお、同コレクションで得た純利益は全て、同プロジェクトの今後の活動費用に充てられる。
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  • 軽巡・夕張と重巡ザラが山の廃棄物回収? これはルイジ・ディ・サヴォイア・デュカ・デグリ・アブルッチちゃんの実装フラグ?
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