スーパーGT:SUGO公式テストはKEIHIN NSX-GTが初日の首位に。NSX勢がトップ4占める

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2019年08月10日 21:21  AUTOSPORT web

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スーパーGTSUGOテストの初日トップタイムをマークしたKEIHIN NSX-GT
8月10〜11日の2日間の予定で行われるスーパーGT公式テストが8月10日、スポーツランドSUGOでスタートした。1日目は、午前に霧による赤旗中断があったが、午後はセッション途中から晴天に。1日目のGT500クラスはKEIHIN NSX-GTが、GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイムをマークした。

 富士スピードウェイで8月3〜4日に行われた第5戦からわずか1週間というスケジュールで、9月下旬に行われるスーパーGT第7戦SUGOを見据えた公式テストがスタートした。GT300クラスの複数チームが参加しておらず、GT500クラスは15台、GT300クラスは24台が参加してのテストとなった。

 走行初日となる8月10日は、朝から雨模様で、霧がかかっている状態。午前9時からスタートしたセッション1は、途中で霧が濃くなったこともあり開始24分で一度赤旗中断。40分ほど走行見合わせとなり、一度走行再開となったものの、11時24分からふたたび霧のため赤旗となった。

 路面はウエットで霧もあったことから、GT500クラスは全車が走行したものの、GT300クラスは2台がアウトラップのみ、6台がコースインせず。GT500クラスは午前は塚越広大が1分11秒865をマークしたKEIHIN NSX-GTがトップタイムとなり、2番手には佐々木大樹がドライブしたカルソニックIMPUL GT-Rが続き、3番手には坪井翔が1分12秒745をマークしたWedsSport ADVAN LC500となった。

 GT300クラスでは、今回植毛GO&FUN GT-Rのステアリングを握った千代勝正が13周を走り、2015年モデルのニッサンGT-RニスモGT3ながら1分23秒804というタイムを記録し、トップでセッションを終えた。2番手には安田裕信がドライブしたGAINER TANAX GT-Rが、3番手には山内英輝がドライブしたSUBARU BRZ R&D SPORTがつけている。

 オープンピットが行われたインターバルを挟み迎えた午後のセッションは、午前に走行時間が削られたこともありスケジュールを変更。13時50分からGT300クラスの走行が2時間行われ、途中開始1時間からGT500がコースインし混走。15時50分から1時間はGT500の専有というシステムが採られた。

 セッション開始時は曇りだったものの、次第に青空も見えはじめ、暑さもにじむなかで行われた午後のセッションでは、ベルトラン・バゲットが1分10秒634というトップタイムをマーク。2番手にはModulo Epson NSX-GTが続き、さらにRAYBRIG NSX-GT、ARTA NSX-GTとホンダNSX-GT勢がトップ4を占める結果となった。

 GT300クラスは、SUBARU BRZ R&D SPORTが1分18秒732をマークし初日のトップに。2番手には第5戦富士で表彰台を獲得したModulo KENWOOD NSX GT3がつけた。3番手には、富士でのクラッシュのため黒いフロントカウルでHOPPY 86 MCが続き、午後も千代がドライブした植毛GO&FUN GT-Rが4番手。5番手にはHitotsuyama Audi R8 LMSが続いた。

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