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自由にお酒を飲む?それとも禁酒して年3万円貯める?

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2019年08月11日 19:32  All About

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写真お酒を習慣的に飲んでいる人は多いですが、お酒には税金が多くかかっており、消費増税で更に負担が増えそうです。
お酒を習慣的に飲んでいる人は多いですが、お酒には税金が多くかかっており、消費増税で更に負担が増えそうです。

お酒には多額の税金がかけられている…

お酒はたばこと同じ嗜好品でも、たばこは世界中で肩身が狭くなってきていますが、お酒はビールやワイン等種類が豊富で、適量であれば健康を害することもあまりないことから、世界中で愛されています。

しかし、生活必需品ではなく嗜好品なので、飲み物でもミネラルウォーターやコーヒー飲料等に比べたら、多額の税金がかけられています。

ビール633ミリ大びん1本の税負担は165円!

代表的なお酒の税率や税負担額等を表にまとめてみました。表中の小売価格は国税庁酒のしおりに記載してある価格例です。

お酒の税率と負担額

酒税はお酒の種類(区分)ごとに税率が異なります。例えばビールの税率は1キロリットルあたり22万円で、大びん(633ミリリットル)税込355円だと、1本あたりの酒税は139.26円になります。

酒税の他に消費税もかけられるので、合わせて165.56円が税金となり、元々のビール代は190円弱と計算できます。購入価格に対する税の負担率は46.6%にもなります。缶ビールも勿論同じ税率なので、350ミリ缶税込221円だと、酒税77円、消費税26.3円、合わせて税金は103.3円になります。

清酒の税率は1キロリットルあたり12万円、果実酒は8万円、ウイスキーは37万円で、果実酒とウイスキーでは税率に4倍以上の開きがあります。ビールはウイスキーよりも税率が低いですが、飲む量は多いでしょうから、お酒の中でも税負担は大きい方ではないでしょうか。

飲酒率は男性61.4%・女性29.5%

酒税はお酒を飲まない人は関係なく、お酒を飲む(買う)人だけが納める税金です。そこで、お酒を飲む人がどのくらいいるのか調べてみました。

飲酒の習慣は厚生労働省の平成29年国民健康・栄養調査で調べており、ここでは飲酒の定義を飲酒の頻度が「毎日」から「月に1〜3日」までの総数としました。

飲酒率

お酒を飲む頻度に差はありますが、全体では44.6%の人がお酒を飲むと回答しています。たばこと同じく男女で差が非常に大きく、男性の飲酒率は61.4%で女性29.5%の倍以上になります。

年代による違いをみると、男性も女性も40歳代と50歳代の飲酒率が比較的高く、男性50歳代は70.6%にもなります。逆に女性の70歳以上は17.7%でかなり低くなっています。

飲酒率を5年前と比べると、男性で5%強、女性で2%強下がっています。お酒もたばこもしない健康志向の人が増えているのでしょう。ただ、女性の60歳代と70歳以上は飲酒率が上がっています。

お酒を飲む人は年間で約3万円の酒税等を納税している!?

最後にお酒を飲む人が1年間に納める税額を計算してみました。1つ目の考え方はお酒の数量から計算してみました。

・酒税総額……1兆3195億円(総務省「国税・地方税の税収内訳」平成28年度決算額)
・酒税の課税数量……877万キロリットル(国税庁「酒のしおり」平成30年3月)
※1万キロリットル当たりの酒税額平均……150,456円(1リットルあたり150.456円)

・成人1人当たりの酒類販売(消費)数量……80.9リットル(国税庁「酒のしおり」平成30年3月)
・20歳以上の人口……1億520万人(総務省「平成27年国勢調査」)
・飲酒率……44.6%(厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査」)
※お酒を飲む成人1人当たりの数量……181.4リットル(数量80.9リットル÷飲酒率0.446)

酒税額平均150.456円に酒量181.4リットルを掛け、お酒は酒税にも消費税がかかっているので最後に消費税8%を足すと、お酒を飲む人が1年間に納めるお酒の税金は1人当たり約3万円(29,476円)になりました。

もう1つは少し簡単に年間の酒税総額を、お酒を飲む人の数で割って計算してみました。

・酒税総額……1兆3195億円(総務省「国税・地方税の税収内訳」平成28年度決算額)
・20歳以上の人口……1億520万人(総務省「平成27年国勢調査」)
・飲酒率……44.6%(厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査」)
※20歳以上でお酒を飲む人 4692万人(1億520万人×0.446)

1兆3195億円を4692万人で割ると28,122円になり、最後に消費税8%を足すと、こちらも1人当たり約3万円(30,372円)になりました。

使用した各統計の時期が一致していなく、飲む量や種類は人によってかなり違うので、計算結果はあくまで推計値と考えて下さい。

どちらの計算結果も約3万円なので、お酒を飲む人は酒税等で1年間に3万円程度納税しているといえそうです。たばこの納税額は10万円なので、それよりは税負担が軽いですが、飲まなければ毎年3万円、10年で30万円貯められる計算になります。

1円でも多く貯蓄したい人はお酒も止めると効率よく貯められそうです。

しかし、この程度の額でしたら飲むのを止める(止められる)人はほとんどいないでしょう。

筆者もビールを中心に時々飲みますが、飲むメリットもあるので、計算結果をみても禁酒する気にはなりません。お酒も飲みつつお酒代を貯蓄へまわすこともしたいなら、税率の高いウイスキーから税率の低い発泡酒やワイン等に変えて節税したり、家で飲むようにして飲み代を節約したりするとよいです。

お酒を飲むときは税金のことを考えずに、楽しく飲みましょう!
(文:松浦 建二(マネーガイド))

このニュースに関するつぶやき

  • 3万円の節税効果があるのはわかるが、3万貯まることにはならんだろう。あと、ワインや発泡酒がウィスキーの代用になるわけがない。この記事、酒か自分に酔いながら書いただろう?
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