映画「二ノ国」日野晃博が明かす“ものづくり”への想いとは?レベルファイブ作品の目指す道を語る

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2019年08月13日 20:03  アニメ!アニメ!

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『二ノ国』(C)2019 映画「二ノ国」製作委員会
映画『二ノ国』(2019年8月23日公開)より、製作総指揮/原案・脚本を務める日野晃博から、自身の“ものづくり”に対する想い、そして本作へのこだわりを綴ったメッセージが到着。日野は本作を含めて「子供たちやファミリーで見て、みんなで楽しんでもらうエンターテイメント感というのは必ず入れたいと思っているんです」と語っている。

『二ノ国』は、製作総指揮/原案・脚本の日野をはじめ、監督として『おもひでぽろぽろ』の百瀬義行、音楽として『千と千尋の神隠し』の久石譲といった、日本を代表するドリームメーカーが参加するアニメーション超大作だ。

物語の舞台は、命がつながった“もう一人の自分”がいる魔法世界「二ノ国」。冷静沈着で車椅子のユウ、バスケ部の人気者のハル、ハルの彼女コトナの3人は、現実世界と並行するこの世界に引き込まれるのだった。
「二ノ国」でユウは、コトナにそっくりなアーシャ姫に惹かれていく。しかし、そこには「コトナの命を救うにはアーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールがあった――。コトナを救いたいハル。アーシャを守りたいユウ。“大切な人の命”をかけた究極の選択が迫る時、ユウとハルが下す決断とは?

この度、公開に向けて日野が“ものづくり”に対する想いを語った。ゲームから映画まで、レベルファイブの社長という肩書を持ちながら、これまで様々な作品を世に送り出してきた日野は「今回の映画『二ノ国』も含めてすべてそうなのですが、子供たちやファミリーで見て、みんなで楽しんでもらうエンターテイメント感というのは必ず入れたいと思っているんです」と自身のこだわりを露わに。

さらに、「もちろんヒットはして欲しいのですが、何をやってもヒットさせるというわけではなくて、家族で観た時に、みんなで語れる作品だったり、子供の時に観てその子が大人になってもずっと心に残っている作品だとか。そういうものを毎回作りたいと思っているんです。一見子供向けのように見えて、実は大人へのメッセージなども入っている。そういう要素を入れようと思っているのです」と、レベルファイブ作品の目指す道も明かした。

日野をはじめレベルファイブが掲げる“こだわり”は本作にも反映。幼なじみの三角関係が描かれる本作について日野は「今回はどちらかというと、少し上の層に向けた作品だとは思うのですが、やっぱりドロドロし過ぎた恋愛とかは見せたくはない。どちらかといえば青春の枠です。ショッキングなものをみせて注目を集めるのではなく、いいものをみせたいなと思いました」と語っている。

「二ノ国」に引き込まれた幼なじみ3人がおりなす三角関係、そして自分の愛する人を守るための決断。壮大且つドラマチックな“青春ファンタジー”により注目したい。

映画『二ノ国』は2019年8月23日、全国ロードショー。

キャスト:
山崎賢人 新田真剣佑 永野芽郁
宮野真守 坂本真綾 梶 裕貴 津田健次郎
山寺宏一/伊武雅刀 ムロツヨシ
製作総指揮/原案・脚本:日野晃博 監督:百瀬義行 音楽:久石 譲
主題歌:須田景凪 「MOIL」(WARNER MUSIC JAPAN/unBORDE)
原作:レベルファイブ アニメーション制作:オー・エル・エム 製作:映画「二ノ国」製作委員会 配給:ワーナー・ブラザース映画

(C)2019 映画「二ノ国」製作委員会

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