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『あなたの番です』終盤へ向けた大きな動きが 住民たちそれぞれの過去が徐々に明らかに

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2019年08月19日 11:21  リアルサウンド

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リアルサウンド

写真日曜ドラマ『あなたの番です-反撃編-』(c)日本テレビ
日曜ドラマ『あなたの番です-反撃編-』(c)日本テレビ

 これまで“三歩進んで二歩下がる”ように、ひとつの謎が解けては新たな謎が生まれるという展開がつづいてきた日本テレビ系列日曜ドラマ『あなたの番です-反撃編-』だったが、18日放送の第17話でついに終盤へ向けた大きな動きが見られた。前回のラスト、沙和(西野七瀬)のストーカーと思しき内山(大内田悠平)という男のアパートにやってきた翔太(田中圭)と二階堂(横浜流星)と水城(皆川猿時)の目の前で、内山は自殺を遂げる。そして流れる、これまで彼が犯した罪を告白する映像。冒頭の10分から、あまりにもヘビーな展開が待ち受けるエピソードとなった。


参考:ほか場面写真はこちらから


 映像の中で語られていたのは、赤池美里(峯村リエ)とバイト先が一緒で、幸子(大方斐紗子)への愚痴を聞き、誕生日プレゼントに強盗を装って赤池夫婦を殺したこと。さらに荷物の集荷を待っていた児嶋佳世(片岡礼子)も殺したけれど、バラバラにする途中で飽きて片足だけゴルフバッグに入れて送りつけたこと。浮田(田中要次)を殺したこと、甲野を殺したこと、そして菜奈(原田知世)と神谷(浅香航大)を殺したことと、沙和を駅のホームから突き落としたこと。そして「これはすべて、あなたに捧げる僕の愛です」と沙和へのメッセージに、「褒められるかなと思って」や「楽しめましたか?」と言った愉快犯のような言動の数々。


 それを見た、翔太はある疑問を抱く。なぜ他の人への犯行については具体的な手口が語られているにもかかわらず、菜奈を殺したことについては語られていないのか。また二階堂も、快楽犯でありながら犯行の手口が一致しないことや、共通点である“笑顔”に甲野の死と沙和への凶行が合致していないという点を疑問視する。もしかすると内山ではない他の犯人、ないしは共犯者がいるのではと翔太は考えるようになるのだ。同時に水城ら警察によっていくつかの事件の裏付けが為されていくことになるわけだが、気になるところは赤池夫婦殺害から児嶋佳世殺害までの間で、どのようにして内山が“交換殺人ゲーム”を知ったかということだ。


 赤池夫婦の事件が第4話のラスト。第5話と第6話を改めて見返してみると、内山が盗聴器を仕掛けた(どのタイミングで仕掛けたかは未だ不明ではあるが)沙和の部屋で、菜奈と早苗(木村多江)に例の一覧表を見せるシーンが登場するのは第6話の終盤。児嶋佳世の足が夫の俊明(坪倉由幸)の元に届けられるシーンとクロスカッティングで描かれている。つまりここの時系列に意図的なズレがあったのか、はたまた他の参加者から聞いたのか。第5話でゲームのことを知った木下(山田真歩)・江藤(小池亮介)・西村(和田聰宏)の線もゼロではない。


 そして今回のエピソードでは、謎多き新住人である南(田中哲司)についての情報も追加された。南の部屋に入った翔太が見つけたある少女の写真と、その少女が殺された事件の新聞記事のスクラップ。回想シーンを見る限り、その少女は南の娘なのだろうか。以前その事件のあった高知県の銀行に勤め、面識があった田宮(生瀬勝久)に迫る南。それと同時に、南は内山のアパートに翔太たちが踏み込んだ際に近くにおり、また神谷が殺される直前に喫茶店で内山と会っていたという目撃情報も。しかも先週登場した内山の履歴書には、田宮が勤めていた銀行の支店名と同じ市の名前が。それはつまり、黒島も高知県の同じ土地の出身であるということであり、これまでの田宮の黒島に対する異様な挙動にも結びつく“過去”があるというわけだ。  (文=久保田和馬)


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