33年かけ宮殿を築いた郵便配達員 実話映画『シュヴァルの理想宮』12月公開

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2019年08月19日 17:30  CINRA.NET

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『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』 ©2017 Fechner Films - Fechner BE - SND - Groupe M6 - FINACCURATE - Auvergne-Rhone-Alpes Cinema
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』が12月13日から全国公開される。

同作は、郵便配達員フェルディナン・シュヴァルが1879年から33年の歳月をかけてフランス南東部の村に築き上げた「シュヴァルの理想宮」を題材にした作品。寡黙で空想好きのシュヴァルが、変わった形の石に躓いたことをきっかけに、娘のために「おとぎの国の宮殿」を建てることを決意するが、やがて過酷な運命が彼に襲い掛かるというあらすじだ。原題は『L'Incroyable histoire du Facteur Cheval』、英題は『The Ideal Palace』。パブロ・ピカソやアンドレ・ブルトンらが評価したシュヴァルの理想宮は1965年に重要建造物に指定された。

村人たちに馬鹿にされながらも1人で石を運び、積み上げ続けるシュヴァル役に『レセ・パセ 自由への通行許可証』で『ベルリン国際映画祭』男優賞を受賞したジャック・ガンブラン、シュヴァルを支える妻役にレティシア・カスタがキャスティング。監督はドキュメンタリー映画『エトワール』などのニルス・タヴェルニエが務めた。今回の発表とあわせて、予告編とメインビジュアルが公開。
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