NGケアで毛穴悩みが悪化?毛穴タイプの見極め方&最適ケア

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2019年08月19日 20:30  つやプラ

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つやプラ

40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

毛穴の黒ずみやボツボツをメイクで隠しても、この時期は皮脂が出るとどんどん崩れて汚い顔になってしまいますよね。「クレンジングや洗顔で毛穴汚れが落ちないから、角質パックや指で押し出してしまう」そんなことをつづけてはいませんか?

まずは、毛穴にどんなクセとタイプがあるのかを理解しましょう。エステセラピストの筆者が、日々のお手入れを工夫して毛穴の悩みを改善する方法をご紹介します。

■お手入れの前に知ってほしい!毛穴のタイプとは?

改善のためにしているケアも間違った方法をしていると、ますます毛穴の悩みは悪化する一方です。

できてしまった毛穴の悩みにもタイプがあるのはご存知でしょうか。このタイプを理解すると、毛穴の悩み改善に近づきます。早速、あなたの毛穴タイプをチェックしてみましょう。

毛穴のタイプ(種類)は大きくわけて3つです。以下の項目をチェックして、自分の毛穴のタイプを調べてみてください。

(1)開き型(小鼻周辺に多い)

□肌がベタつく

□肌がテカっている

□化粧崩れをしやすい

皮脂分泌の多い毛穴は開きやすいため、ポイントケアを入念に行いましょう。毛穴の開きが進行してしまった場合は、ピーリングで肌のコラーゲンの生成を促しましょう。

顔が脂性でテカっているからといって、頻繁にあぶらとり紙やすっきり感のある洗顔料を使いすぎることはNGです。

肌は油分が少ないと感じたら、皮脂膜を作って守ろうとします。なので、油分をとりすぎると皮脂分泌が過剰になります。肌のテカリの要因になるので、皮脂のとりすぎには気をつけましょう。

隠れドライスキン(インナードライ肌)にも要注意

30代以降の女性に、隠れドライスキンの方が多くみられます。心当たりがある場合は、バリア機能を高める水分補給と保湿を心がけてみてください。

お手入れのアドバイス

・洗顔の見直し

・ピーリング

・角質ケア

・保湿

(2)黒ずみ型(小鼻周辺に多い)

□肌がざらつく

□ニキビや吹き出物ができやすい

□スキンケアや洗顔などが手抜きがち

そもそも、毛穴の黒ずみはどうしてできてしまうのでしょうか。

皮脂やホコリ、汚れ、ファンデーションなどがきれいに落ちきらないと、毛穴に残ってしまいます。汚れが残った毛穴の上に、またファンデーションなどの汚れが積み重なっていくと、毛穴が黒ずんでいきます。

だからといって、無理やり指で押し出したり毛穴パックを使用したりすると、毛穴がすっぽり空いた状態になります。この状態でスキンケアがしっかりできていないと、大きく開いた毛穴の中にまた汚れが詰まり、より大きな黒ずみを作ってしまいます。

毛穴の黒ずみを改善するには、皮脂吸着効果の高い「クレイ(泥)」や「酵素入りマスク」をスキンケアにプラスしてみてください。

お手入れのアドバイス

・洗顔の見直し

・酵素やクレイのマスクやパックを使う

・ピーリング

・ビタミンCを摂取する

(3)たるみ(涙)型(頬周辺に多い)

□肌の弾力がない

□30代以上である

□明らかに毛穴が下向き

たるみ毛穴は、老化の初期症状といわれています。顔の筋肉が衰えると、肌のハリや弾力も低下していきます。すると、毛穴が重力とともに下がり、たるみ毛穴となるのです。

毛穴が大きければ大きいほど、毛穴のたるみ度が目立ちます。しかし、がっかりしないでください。

20代の人でも肌の筋肉が少なく支える力が弱ければ、たるみ毛穴を引き寄せてしまいます。予防法としては、よく笑い、口を大きく開けて話すなど、日常生活のなかで顔の筋肉をよく動かすことを意識してみてください

たるみ毛穴には、エイジングケアがおすすめ

たるみ毛穴には、肌の細胞を元気にする「コラーゲン」や「ピーリング」「ビタミンC」も有効です。

エステやクリニックでは、低周波などの筋肉運動マシーンがありますが、表情筋を鍛えるフェイストレーニングやソフトなマッサージをするだけでも違いますよ。

最近では、顔ヨガや顔ダンスなど、老け顔対策におすすめのエクササイズもあるので、試してみると良いですね。

お手入れのアドバイス

・コラーゲン入りのマスクやパックを使う

・やさしくマッサージをする

・美容液でのポイントケア

■どの毛穴タイプにもおすすめ!“化粧水コットン”

どの毛穴タイプも、基本のお手入れは同じです。ふわふわのきめ細かくて弾力のある泡でやさしく洗うようにしましょう。指が肌につかないように“泡”を転がして洗うイメージです。

なので、しっかりと弾力のある泡でないといけません。そして、ぬるめのお湯でよくすすぎます。

そのあと、ひたひたの化粧水を肌に押し込むようにつけたら、水分を閉じ込めるために必ずクリーム(油分)をつけてください。水分や油分の足りない肌は、ベタつきやテカりの原因につながります。

「化粧水コットン」のやり方

基本のお手入れをしたうえで、“化粧水コットン”を行うことが毛穴対策にはおすすめです。どんな毛穴も、毛穴周りの肌のハリ感を高めるとキメが整い、毛穴が目立ちにくくなります

(1)大きめのコットンに化粧水をたっぷり含ませます。

(2)コットンの上に美容オイルを垂らしても良いですよ。

(3)ヒタヒタのコットンを頬のトップをおおうようにのせ、ラップパック(約5分)をします。

夜のお手入れとして行うことが理想ですが、時間がある場合は、朝にとり入れると化粧のりが良くなります。

どの毛穴タイプにも相性が良いケアなので、日々のスキンケアの参考になれば幸いです。どなたでも手軽にできる化粧水コットンパックで、毛穴に悩まないハッピーな毎日を送ってください。

(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山町子編集プロダクション、出版社勤務を経て独立。主に本の企画編集者、執筆者。一方で、“癒し、美容と健康”をテーマに自然派サロンを日本橋にOPEN。後に東船橋に移転。現在はハーブとアロマ、ボディ・フェイシャルなどのセラピストとして活動中。)

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