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自分の指定席に外国人が座ってる…鉄道好きなら簡単? 英語で伝えよう

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2019年08月20日 11:30  AERA dot.

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写真外国人宿泊観光客も右肩上がりで増加中。新幹線の利用は今後も増えそうだ(C)朝日新聞社
外国人宿泊観光客も右肩上がりで増加中。新幹線の利用は今後も増えそうだ(C)朝日新聞社
 訪日観光客の増加もあって、駅構内で外国人を見かけることが多くなった。とくに路線が交錯し、列車種別も多い首都圏や関西圏では、どの列車に乗っていいのか迷っている外国人も目につく。2020年には東京オリンピック・パラリンピックを控えているので、日本の鉄道に乗りなれない外国人はますます増えそうだ。そこで、外国人に乗り方を尋ねられたり、あるいは積極的に案内してあげたりする場面に遭遇したときの簡単な英語を伝授できればと思う。

*  *  *
 これまで2回に分けて紹介した「駅で使いたい英会話」に続き、3回目となる今回は、日本の鉄道の乗り方に不慣れな外国人のルールやマナーについて、ひと言伝えたくなったときの英会話を紹介する。まずは新幹線や特急列車内での会話から、席のトラブル、車内設備の使い方などについて学んでみよう。

例)指定席券に記された席に着こうとしたら、すでに外国人が座っていたとき

“Excuse me, but I think you sit on the wrong seat.”

「すみません、間違った席に座っているようですが……」

“Would you please let me check your ticket?”

「きっぷをチェックさせていただけませんか?」

“Your seat number 8A is on the window side.”

「あなたの席は8Aですから、窓側ですよ」

“Your seat number 8C is on the aisle side.”

「あなたの席は8Cですから、通路側ですよ」

“Your seat is here.”

「あなたの席はこちらですよ」

 実際には、相手の席を指さして確認すると分かりやすい。また、指定席券を持っていないにもかかわらず、気がつかずに指定席に座っている場合もある。

“This is the reserved seat. If you don’t have the reservation ticket, please go to non−reserved seats.”

「ここは指定席です。指定券を持っていないのなら、自由席に移ってください」

 自由は「free」だからといって、「free seat」などと言っても通じないので、予約されていないという意味の「non−reserved」という語句を使うのがよい。

 あるいは、席に着いたものの、リクライニングの仕方やブラインドを下ろしたり上げたりする方法が分からずに戸惑っている外国人がいるかもしれない。

“You can recline your seat by pulling this lever.”

「リクライニングはここのレバーを引くとできますよ」

 また、すぐ後ろの席に座っている外国人に、リクライニングしていいかどうかを尋ねたいときには、こう伝える。

“Do you mind if I recline my seat?”

「席をリクライニングしてもいいですか?」

 ただし、答えには気をつけよう。「Do you mind if〜」というのは、「〜したら気にしますか」というのが直訳なので、相手がYesと答えたら「はい、気にします」(つまりお断りしますということ)、Noなら「いいえ、気にしません」(どうぞリクライニングしていいですよ、という承諾の意味になる)。あせらないで、どちらの回答をしたのかじっくり考えてみよう。

 次は、窓から入る光が眩しいけれど、どうしてよいか分からずに困っている外国人を見かけたときは、

“You can pull down the blind.”

「ブラインドを下ろせますよ」

 と言ってあげたい。逆に、すでにブラインドが下りているが、車窓を眺めたいのにブラインドが邪魔で困っているときには、こう教えてあげたい。

“You can raise the blind.”

「ブラインドを上げることができますよ」

 ブラインドを上げたついでに、まもなく富士山が見えることを教えてあげたいときには、

“You can see Mt. Fuji on the right side.”
“Soon we will be able to see Mt. Fuji on the right side.”

「右手に富士山が見えますよ」(いずれも)

 と言ってみよう。Weを使うと、「私たちも(誰もが)一緒に眺められます」といった親近感にあふれた感じで伝えられるだろう。

 最近では、充電用のコンセントがある車両も増えてきた。

“We have an outlet below the window. You can charge your smart phone or personal computer.”

「窓の下のほうにコンセントがあります。スマホやパソコンの充電ができますよ」

 この場合、コンセントを「consent」と言っても通じない。完全な和製英語だから、「outlet」という単語を覚えておこう。

 最後に、車内のマナーに関する表現をまとめておこう。

 例)携帯電話の着信音や通話がうるさくて、マナー違反だと伝えたいとき

“Would you please switch your mobile phone to the silent mode?”

「マナーモードに切り替えていただけますか?」

 マナーモードは和製英語なので、「the silent mode」と言うのが分かりやすい。

“Telephone call is prohibited on the seat.”

「席での通話は禁止です」

“Would you please go to the end sections near the door if you wish to use your mobile phone?”

「どうしても通話をしたい場合は、デッキでお願いできますか?」

 このとき、「Deck」と言っても通じない。列車のデッキは「vestibule」と言うが、これは専門用語なので、この用語を知らない外国人もいるだろう。ここでは、車内アナウンスでも耳にする「the end sections near the door」(ドア近くの車端部)を使ってみよう。

 ほかにもマナーといえば、たばこについてもトラブルになりやすい。最近はほとんどの列車が禁煙になっているものの、東海道新幹線のN700系では、喫煙ルームが16両編成中の4カ所に設置されている。そこで、車内アナウンスでの表現を再録してみた。

“Smoking is not allowed on this train except in the designated smoking rooms located in cars No.3, No.7 and No.15. The smoking room in car No.10 is for the passengers in the Green Cars.”

「車内は禁煙です。ただし、喫煙ルームが3号車、7号車、15号車に設置されています。なお、10号車の喫煙ルームはグリーン車専用です」

 車内アナウンスを聞いていない人もいるので、この表現を使って教えてあげたい。何げなく使っている用語の中には和製英語が交じっていて、知らずに使うと通じないことも多々ある。あらかじめ知っておくと会話がしやすくなるので、もう一度確認して、通じる単語を覚えておきたい。

○プロフィール
野田 隆(のだ・たかし)/1952年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒、同大大学院法学研究科修了。長年、都立高校で英語を教えていたが、2010年に早期退職後、旅行作家として活動。おもに国内外の鉄道紀行を手がける。著書に『シニア鉄道旅のすすめ』(平凡社新書)、『テツ道のすゝめ』(中日新聞社)など多数。8月末に『今すぐ出かけたくなる魅惑の鉄道旅』(産業編集センター)を刊行予定。

【おすすめ記事】鉄道ファンなら知っている? 幻の「トリプルクロス」が見られる時間とは


このニュースに関するつぶやき

  • get out here. じゃねぇの?
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  • 自分の指定席に反日民族がいて、注意したら逆ギレされてお仕舞い。鉄道警察隊に通報しかないよ。
    • イイネ!8
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