“インドの国宝”アーミル・カーン来日決定 『ガリー・ボーイ』ゾーヤー・アクタル監督とトーク

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2019年08月20日 14:01  リアルサウンド

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『シークレット・スーパースター』(c)AAMIR KHAN PRODUCTIONS PRIVATE LIMITED 2017

 2017年にインドで公開され、世界興収約170億円を記録したインド映画『シークレット・スーパースター』に出演したアーミル・カーンの来日が決定した。


参考:ほか場面写真


 『シークレット・スーパースター』は、『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に続く、インド映画で歴代世界興収第3位を記録(2019年4月現在)したサクセスストーリー。インド最大の音楽賞のステージで歌うことを夢見る14歳の少女インシアが、若干落ち目の音楽プロデューサー、シャクティ・クマールと出会い、夢に向かって突き進んでいく姿を描く。


 主人公インシアを演じるのは、『ダンガル きっと、つよくなる』のザイラー・ワシーム。インドのアカデミー賞といわれるフィルムフェア賞で審査員選出最優秀女優賞を受賞した。音楽プロデューサー、シャクティ・クマールを、カーンが怪演。そのほか、『バジュランギおじさんと、小さな迷子』で迷子の少女の母親役を好演したメヘル・ヴィジュがインシアの母親役を演じている。


 監督・脚本を務めたのは、カーンの元マネージャーとして出演映画の製作スタッフなども担当し、本作が監督デビューとなったアドヴェイト・チャンダン。カーンは、仕事仲間が自分のマネージメント業務の傍ら脚本を書き進めていたという渾身の企画に対して、「君は僕のマネージャーなんだから、いつでもスケジュールを調整してよ」と出演を自ら買って出ただけでなく、プロデューサーも兼任している。 


 今回、カーンは9月11日に東京・丸の内ピカデリーで行われる来日記念トークショーに登壇する予定で、『ガリー・ボーイ』を手がけた北インド映画の女性監督ゾーヤー・アクタルも、国際交流基金アジアセンターによる日本・インド映画交流事業の一環で来日する。2人が登壇するトークショーでは、『シークレット・スーパースター』およびインド映画の近況や日本映画などをテーマにトークを繰り広げる予定だ。


 カーンは本作について「『シークレット・スーパースター』は、子供たちに自分の夢を守る権利があること、自分らしく生きる勇気を持つことを教えてくれる」と語っている。 (文=リアルサウンド編集部)


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