大谷、2安打含む4出塁で打率3割復帰も…エ軍初回に5点先制もサヨナラ負け

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2019年08月20日 14:03  ベースボールキング

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2回に左中間への適時三塁打を放つエンゼルスの3番・大谷翔平
○ レンジャーズ 8x − 7 エンゼルス ●
<現地時間8月19日 グローブライフ・パーク>

 エンゼルスの大谷翔平選手が19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。適時三塁打を含む2安打4出塁をマークしたが、チームは延長11回にサヨナラ負けを喫した。

 大谷は初回、一死一塁の場面でレンジャーズの先発左腕・アラードと対戦。2ボール2ストライク後のカットボールをスイングした際、バットが相手捕手のミットに接触。これが打撃妨害となり一塁へ歩いた。大谷はその後、5番・カルフーンの適時打で2点目のホームイン。エンゼルスは初回から一挙5得点のビッグイニングとした。

 4点リードの2回は二死一塁で2度目の打席。アラードが投じたカットボールを逆方向へ弾き返すと、打球はライナーで左中間を襲った。一走・フレッチャーが長躯ホームインすると、大谷も快足を飛ばし一気に三塁へ。これが適時三塁打となり、自身最長となる10試合連続安打をマークした。

 4回の第3打席はニゴロに倒れたが、2点リードの7回は、二死無走者の場面で救援右腕・ケリーから二塁手を強襲する痛烈な内野安打をマーク。今季31度目となるマルチ安打を記録し、続くアップトンの打席で今季11盗塁目となる二盗を決めた。同点に追いつかれた直後の9回は、一死無走者で救援右腕のルクラークから四球で出塁。エンゼルスはその後、二死満塁と好機を広げたが勝ち越し点は奪えなかった。

 7−7で迎えた延長10回は、一死満塁で救援右腕のモンテロを対峙。初球のチェンジアップを打つも、バットを折らた打球は二直。飛び出していた一走・トラウトもアウトとなり、痛恨の併殺で絶好機を逸した。大谷は6打席を消化し、4打数2安打1打点、1四球1盗塁の打撃内容。打率は再び3割台(.302)に達した。

 初回に5点を先制したエンゼルスだったが、またも投手陣が踏ん張れず11回裏にサヨナラ負け。大谷は打撃妨害を含め4度出塁したが、勝利にはつながらなかった。

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