山崎武司氏は中日・高橋の打撃をどう見た?

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2019年08月20日 21:22  ベースボールキング

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中日・高橋
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された中日−巨人戦で解説を務めた山崎武司氏が20日、中日・高橋周平の打撃について言及した。

 高橋は打率リーグトップを走っていたが、「右小指橈側側副靭帯断裂」で7月17日に一軍を登録抹消。8月16日に一軍復帰し、同日のヤクルト戦から一軍の試合に出場している。

 20日の巨人戦は『5番・三塁』で先発出場した。1−2の初回の第1打席、巨人の先発・メルセデスが投じたインコースのストレートを打つも右飛。山崎氏は「詰まりましたよね。実戦をやっていませんので、ちょっと調子のいいときの高橋周平の感覚とは違うと、自分が一番感じていると思いますね。これをどういう風に、いいときに戻していくという作業が課題ですよね」と指摘した。

 続く3回二死二塁の第2打席は1ストライクから3球連続ファウルで粘るも、一ゴロ。山崎氏はファウルに「調子の良い時は腰からグワッとピッチャーの方に向かって、ボールを見極めて振るなり、見逃すなりとなるんですけど、全体的にいってしまう。緩い球ほどバットに当ててしまうということになりますね。いずれは戻ると思うんですけど、これが何試合かかるかですね」と話した。

 6回無死一塁の第3打席は、高めのストレートを反対方向へ左安。この打撃に山崎氏は「高め見逃せばボールでしたけど、自分が真っ直ぐだと思って決めて打っていましたよね。僕はこれでいいと思います」と語った。

 8回一死二塁と一打同点の好機で打席を迎えるも、沢村拓一が投じた154キロの外角のストレートに空振り三振。山崎氏は「完全なアウトコースのボールですよね。この辺もバッテリーが考えていますよね。まだ高橋周平が、150キロの真っ直ぐの反応が鈍いだろうという組み立てをしましたよね」と振り返った。

 この日の高橋周平は、4打数1安打という成績だった。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)

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