DeNA、連夜の拙攻で巨人と7差…10安打で1得点、上茶谷5敗目

○ 阪神 3 − 1 DeNA ●
＜20回戦・京セラD大阪＞

　阪神は2連勝。DeNAは10安打1得点と今夜も拙攻が目立ち、首位・巨人とのゲーム差は7に広がった。

　完封負けを喫した前夜同様、またも2回の拙攻が響いた。前夜の2回は二塁打1本、単打2本を放ちながら無得点。この日も4番・佐野、5番・ソトの連打で無死一、二塁としたが、6番・戸柱は三邪飛に倒れた。一死一、二塁から7番・大和は左前打を放ったが、二走・佐野が本塁憤死。続く8番・上茶谷は空振り三振に倒れ、この日も1イニング3安打で1点も奪えなかった。

　2点を追う5回、先頭の大和、続く上茶谷の連打で無死一、三塁の好機を作り、9番・伊藤裕の左犠飛で久々の得点。その後、再び二死一、三塁としたが、3番・ロペスが左飛に倒れた。7回は先頭の伊藤裕が中前打で出塁したが、続く1番・乙坂が遊ゴロ併殺。前夜の中井に続き、この日も日替わり1番は4打数無安打だった。

　上茶谷は5回2失点と粘ったが、打線の援護なく5敗目（6勝）。DeNAは阪神を上回る10安打を放ったが、またもチャンスを逸し続け2連敗となった。