スポルティングが、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスをレアル・マドリードに売却しようと考えているようだ。21日に、スペインのスポーツ紙『アス』が報じている。
今夏、スポルティングはB・フェルナンデスに7000万ユーロ(約82億6,930万円)の値札をつけ、他クラブへの売却をはかっている。実際に、マンチェスター・Uやトッテナムなどプレミアリーグの複数クラブが、B・フェルナンデスを獲得すべく動いていた。
ところが、結局いずれのクラブとも獲得合意には至らないまま、プレミアリーグの移籍市場は8日に閉幕。B・フェルナンデスの今夏の英国行きは消滅した。
そこでスポルティングは、B・フェルナンデスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏に、要求額を満たすオファーを見つけることを任せたようだ。そして、「敏腕代理人」と呼ばれることもあるメンデス氏は、レアル・マドリードに“逆オファー”を持ちかけたという。
レアル・マドリードの回答は「7000万ユーロは高すぎる」というものだったようだが……。移籍市場の“人気銘柄”であるB・フェルナンデスの今後に、注目が集まる。