アーセナルに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジルは若手選手らに対してキャリアについてのアドバイスをしている。22日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
アーセナルのアカデミーからトップチームへと昇格したイングランド人MFジョー・ウィロックと、同国出身FWリース・ネルソンは共に今シーズンの開幕戦にて先発出場を果たした。ウナイ・エメリ監督は両選手のことを高く評価しており、今シーズン中にもブレイクすることが期待されている。
エジルは今シーズン、安全上の理由や体調不良により試合にはまだ出場していないが、若手選手らに集中力を保つようアドバイスした。世界のトップでプレーし続けている同選手は成功への鍵を若手らに教え込むべく助言を伝えたという。
エジルは次のように語っていた。
「大切なことは自分の能力を信じることだ。もちろん上手くいかない日だってあるけど、自分を信じ続けなくてはならない。そして最も重要なことは楽しむことだ」
「楽しむことができなかったり、負けたり、失敗したりすると無論残念な気持ちになる。だけど世間からの批判は無視して自分の能力を信じて楽しむことが大切だ。自分の能力は自分が一番理解しているからね」
「僕がシャルケのトップチームに昇格した時、ものすごく緊張していたけどとても楽しみで興奮していた。あまりお喋りな性格じゃないからとても静かにしていたし、ロッカールームの中をキョロキョロ見回していたんだ。彼らとともにプレーする日が来たなんて夢のようだったね」
「ピッチ上で僕の能力を表すことは簡単だった。それは周りの選手らが積極的に手助けをしてくれたからだ。彼らが僕を応援してくれて、支えてくれたからこそ僕は自分のサッカーを楽しめたんだと思っているよ」