JR西日本287系「まほろば」奈良〜新大阪間で臨時特急列車を運行へ

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2019年08月22日 15:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR西日本は22日、行楽シーズンに合わせ奈良〜新大阪間をノンストップで結ぶ臨時列車の特急「まほろば」を運行すると発表した。3両編成の287系を使用し、11月から12月上旬にかけて土休日(計13日間)の運行を予定している。

奈良エリアでは今年3月16日のおおさか東線全線開業により、東海道・山陽新幹線の拠点駅である新大阪駅へのアクセスが便利に。奈良〜新大阪間を結ぶ直通快速も設定された。3〜6月に実施した「奈良キャンペーン」での特別イベントや旅行商品の販売を通じ、奈良エリアへ多くの来客があったという。臨時特急列車の運行に関して、「さらに多くのお客様に奈良エリアを観光いただくため」とJR西日本は説明する。

臨時列車の特急「まほろば」は11月2日以降、12月8日まで土休日に奈良〜新大阪間を1日1往復運転。上りは新大阪駅10時3分発・奈良駅10時53分着、下りは奈良駅16時56分発・新大阪駅17時47分着、ともにノンストップ(途中停車駅なし)での運転となる。上り・下りともに新大阪駅で山陽新幹線「のぞみ」「さくら」と接続が図られ、九州・山陽エリアから奈良エリアへのアクセスがスムーズになるとのこと。

列車名に採用された「まほろば」に関して、「『素晴らしい場所』『住みやすい場所』という意味であり、奈良の魅力を表現」「奈良を想起させる美称として広く認知され親しまれている」とJR西日本。287系3両編成(定員178席)で運転され、1・2号車(114席)は指定席、3号車(64席)は自由席として使用する。乗車券の他に特急券が必要で、奈良〜新大阪間における通常期の指定席特急券は1,730円となる。

臨時特急「まほろば」の運行開始に合わせ、11月2〜4日の3日間、車内で「NARA CITY コンシェルジュ」(予定)によるノベルティ・地元特産品のプレゼントを実施。奈良駅にて列車到着時に駅社員による出迎えも予定されている。奈良駅構内(改札内・改札外)では11月2日以降、奈良県観光局、奈良市観光協会、天理市、桜井市などによるおもてなし・観光PRイベントも開催。奈良市内を観光で訪れる訪日外国人に向け、魅力ある観光を提案し、訪問のサポートを行う観光案内ブースが同駅改札前に設置される。(上新大介)

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  • ☆ ほぉぅ…『はるか』増結用の新車で復活!か。 3両しかないのは淋しいかな…近鉄特急((阪神三宮〜)近鉄難波〜近鉄奈良)と比べるためのデータベース構築が目的かもやしれんが。
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